兵馬俑は古代ギリシャから啓発を受けた
秦の始皇帝陵にある兵馬俑は、
古代ギリシャの彫刻から啓発を受けた可能性が高いと考古学者が発表した。
等身大で顔の表情もみな異なるが、
これらは彩色が施されていたこともわかっている。
秦の時代の遺跡発掘の遺物の中には、
欧州人特有のDNAが発見されており、
すでにこの時代から中国と欧州の交流が確認されている。
つまり、東方見聞録を著したマルコポーロがアジアにやってきたよりも
先の1500年前にはすでにヨーロッパと中国が交流していたことになる。
兵馬俑の人形制作がギリシャ彫刻の影響を受けていただけでなく、
人形制作にあたりギリシャから彫刻師が呼ばれた可能性もあるようだ。
中国と欧州にはシルクロードよりももっと前から行き来があったようだ。
参考:http://news.nationalgeographic.com/2016/10/china-first-emperor-terra-cotta-warriors-tomb/