東洋のベニス・蘇州
ここ、蘇州は水の豊富な古都。
東洋のベニスとも言われる蘇州には
多くの橋がかかっている。
この橋の下を多くの舟が行き交う。
そんな中、ある一人の男性がここを通る。
もう辺りは日が落ち暗がりとなっていた。
彼は、落ち込んでいた。
ひどく落ち込んでいた。
また、試験に落第してしまったから。
その時、同じ蘇州にある寒山寺から
時の鐘がなる。
ゴ~ン![]()
そして、彼は余計に落ち込む。
彼にとってはこの鐘の音は
ガ~ン ![]()
って聞こえたに違いない。
そして、彼は歌にしたためる。
月落烏啼霜満天
江楓漁火対愁眠
姑蘇城外寒山寺
夜半鐘聲到客船
* (楓橋夜泊)
月落ち鳥啼いて霜天に満つ...で知られる漢詩です。
結局、彼は、詩人として有名になった。
災い転じて福となす。
やっぱり、人間の才能ってどこにかくされて
いるのか、実際にはわからないものですね。
今の不景気も乗り切らなきゃ!!!

