上海の租房子(借家)・上
近所の不動産の半分近くがこの1,2ヶ月で倒産した。
あらかじめニュースで報道していたから、
特に驚きはしていなかったものの、
やっぱり顔見知りになっていた人がいないのは寂しい。
私は、一年に一度、不動産(房地産)に行き、
自分の住んでみたい所に引っ越す。
(もちろん、選択の余地なんてほぼないけれど。)
最初、店に入って言う言葉は
“要非常非常干浄的~!!”
(すんごくキレイな家あるか~?)
という言葉ではじまる。挨拶はしない。
だって、それを言わないと、
①すごくボロボロの超汚い家に連れて行かれ
②その後、この提示料金ではこれが標準といわれ
③次に、超美しい家に連れて行かれ
④もう少しお金出せば、こんな家に住めると言い
⑤心が揺らぎそうなると
⑥あんた、日本人でお金あるでしょ。と言われ
⑦こういう家はすぐに借りられちゃうわよ
⑧手付金、本当はもっと高いけれど500元で良いわよ
さて、この流れで一本とられる前の防御策、
それが、まず①を起こさない方法。
家主のいる前で、超汚くて臭い、って言いにくい。
こんな使いにくい部屋いやだ、とも言えない。
でも、後で分かったことは、
眉間にシワを寄せているくらいで丁度良い。
と地元人に教わった。
結局、こちらが礼儀正しく家主を重んじることが、
その家を気にいっているのだと誤解されるのだ。