桂林公園。だけどここ上海
ここは桂林公園。
20世紀初頭、1930年代、租界地上海で
大もうけした人がいたそうな。
彼の名は 黄 金龍
いかにもすごい名前。
彼はもともと警察官だった。
フランス語を巧みに操ることができて、
たくさんの外国人たちと交友があった。
そして彼は、どんどん豊かになり、
裕福な外国人の支援もあり
とうとう租界御殿をたてた。
そうして世の中は日中戦争へ突入。
豪華絢爛な御殿は大日本帝国軍の駐屯地に。
以後、美しかったこの御殿は焼き払われてしまう。
しかし、そんな中でも生き延びたものがいた。
それは戦禍の中でも花をつけた桂の木。
時代は移り、桂の木の植樹がはじまる。
華やかな御殿から焼け野原になり、
その後、こうして市民が憩う公園としてうまれかわった
その名は 桂林公園。
ちょっと時期が一週間ほど遅くて、桂の花は散ってしまったけれど。
でも、美しさは色褪せていないよ。



