上海の足(免費車・スーパー無料バス編)
上海に住んでみて思うのは、先日も述べたように交通費が安いということ。
スーパーへ行く無料バスもその一つだ。
だってスーパーまで無料で出ているし、50分~1時間に一度の割り合いで出ている。
使わないのは損だと思う。
ただ、大抵の場合、バスは公共機関で使われていた中古のバス。
バス内をよく見ると、以前そのバスがどこの路線をいくらで走っていたのか分かるからすごい。
さて、夕方6時からの最終バスに乗ろうとしたら、何か様子がおかしい。
バスのドアが開いていない。
そして、違う路線バスを運転するおじさんが、こっちへこっちへ、手招きする。
となりに立っていた若い女の子と目を見合わせていく。
この路線バスは最終便出ないからこっちに乗れよ、ということらしい。
本当にちゃんと行ってくれるのかな?路線違うし。
そんな不安を抱えながら出発する。
さすがの上海人も少し不安みたい。
いつもは超うるさくやかましいおっさんもおばさんも、運転手の行き先をじっとみつめている。
そしてその路線はいつもとルートを換えながら、結局家の前で降ろしてくれた。
私が好きな上海はやはりここであろう。
ぶっきらぼうで、お客にお礼を言うわけでもなく、雑で汚いけれど、変なところで人情味がある。
もし機会があれば、是非この免費車(無料の車の意味)に乗ってみてほしい。
すごい排気ガスで、タイヤは擦り切れて中の繊維が出ていてすごく危険に感じるけれど。
上海市民に少しだけ近づいた気がする。