ドラマ感想:南極大陸(7) | むろまちの ドラマ好き 感想ブログ

むろまちの ドラマ好き 感想ブログ

ドラマ、映画、舞台、お笑いライブの感想を中心に、ひとりごとをつぶやいてます。
視点はミーハーです(*^_^*)

※更新したら、ツイートしてます↓
Twitter  muromati_blog

氷に阻まれ、接岸できず、やむを得ず外洋に向かった宗谷。

迎えに行けないかもしれない犬たちを残して。

人間を信頼して待ち続けている犬たちに背を向けて。


きっと、身を引き裂かれるような辛さ。


『今は(迎えに行けることを)「信じる」しかないんですよね』

と言って、子どもたちが犬たちのために折った千羽鶴を、

犬を抱きしめるかのように、大事そうに抱きかかえる倉持。

泣きそうな顔でうなづく星野さん。

涙が止まりませんでした。


結果はわかってる、

結果はわかってるんだけど、

奇跡を願わずにはいられなくて、

でも、それは叶わないのを自覚すると、

辛くてたまりません。


倉持が、ダメだとわかっていても、

「空輸機に自分も乗せてもらえませんか」

と、力なく訴える姿は、絶望が近付いているのが分かっているようで・・。

断られて、「そうですよね・・・すみませんでした」と元気なく答える倉持を、

痛々しそうに見つめ、自分も同じ痛さを感じている氷室の姿もまた、辛い。


「おれ、あいつらの首輪、締め直してきたんです。

この手で、きつく、締め直してきたんです、逃げないように。

こんなことになるんだったら・・・」



間あいだに差し込まれる

犬たちの様子。

餌も無く、繋がれた首輪から逃れようともがき、

鳴き、吠える。

雪で全身を覆われ、風に吹かれながら、遠くを見つめて、

ただひたすら待っている。



明日、悪天候でなければ犬たちを救える。

第二次観測隊を送り込める。


眠れず、全員で祈り続けた。


でも迎えた朝の天候は残酷だった。


もう、ここからは最後まで号泣でした。



「諦めるしか・・・ありません・・・

第二次越冬隊を断念し、今から宗谷は、帰国の途に就きます」



白崎隊長につかみかかり、泣きながら訴える氷室。

「こんなことが許されていいんですか。僕は、犬たちに命をすくわれました。

今僕が生きているのは、あいつらのおかげなんです。

それなのに!たった15頭の命を、どうして助けに行けないんだ!!!」


「先生、セスナ飛ばしてください。

一回でいいんで、あいつらのところに行かせてください。

たった一回でいいんです!!!セスナ飛ばしてください。

これで、あいつらの命を絶ってきます。

どうせ助けられないんだったら、

鎖に繋がれたまま飢え死にさせるくらいなら苦しませずに死なせてやりたいんです。

間違っててもこうするしかないんです。

先生お願いします。セスナ飛ばしてください。お願いします!!!」

自分も犬たちと一緒に死ぬ気でいる倉持。


倉持の頬を打ち、抱きしめ

「南極憲法第二条、誰も死なへんこと。みんなで決めたやないですか。倉持はん。あきまへんよ」

と泣きながら言う星野さん。


「本当に申し訳ない。宗谷には、もう力が、残ってないんだ。 申し訳ない」

泣きながら謝る白崎隊長。


慟哭の倉持。


みんな泣いている。


船尾に走り出し、南極に向かって犬たちの名前を叫び続ける倉持

「ごめんな。ごめんな!!!!」





次回は帰国した隊員たちの話と、南極に残された犬たちの話。

犬たちを置き去りにしたことはすでに国民に報じられていて、

隊員の家族たちは誹謗中傷を受けている。

どんなに頑張っても、辛い思いをしていても、

誤解されていても、倉持たちはきっと言い訳をしない。

犬たちを置き去りにしたことを、ただ、謝るだけ。


隊員たちの闘いは終わらない。