ドラマ感想:塚原卜伝(6) | むろまちの ドラマ好き 感想ブログ

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第六回 「一つの太刀」


心の闇が巣食い始めた新右衛門(堺雅人)は

山中の一人稽古の時や

ふとした時に、

過去に切り倒した対戦者たちの亡霊をみるようになっていた。


亡霊は話しかける

「人の血の味を覚えてしまえば無明の闇に落ちる。おぬしも同じだ、おぬしも・・・」

亡霊に手足をつかまれ、

がんじがらめになり、とりこまれそうになる。

物忌様(江波杏子)と真尋(栗山千明)の姿が現れ、

「ならぬ、ひかれていってはならぬぞ」と間一髪で呼びもどされる。


呼び戻された瞬間に後ろから間者に斬りかかられた。

危うく命を落とすところだった。



人を斬り殺す内に、いつの間にか心の闇にとらわれ

時折白昼夢をみてしまっている自分に

危険と恐怖を感じた新右衛門は

鹿島に帰ることを決意する。


新右衛門は心の内をこう告げた。

「鹿島の太刀は、神より授かり、父祖代々磨き上げた剣にござります。

神の御名を担って戦う、そう思って国を出ました。

あの時は確かにこの身の近くに神を感じていたのです。

なれど今、其れがしは神から遠く離れております。

この手は血に染まり、心は死への恐れに囚われ、

纏わりつく亡者の遺恨を振り払うこともできぬ。

其れがしが使っているのは、真に神の太刀なのか、

或るいは、血に汚れた修羅の剣か、それすら分からなくなりもうした。

国にたち帰り、今一度神と向き合いとうございます。

そうせねば、この先、鹿島の太刀を名乗れませぬ」




鹿島に帰り、

鹿島神宮に千日参籠し、満願の日に祖神と剣を交わし、

啓示をうけ、

一つの悟りを得た新右衛門。


「『己は相手と共にある』これこそ、ただ一つの剣の奥義、

親神がくだされた唯一無二の剣、一つの太刀じゃ」




それがどういう意味なのか、

次回最終回、

悟りを得て、再び戦いの場に戻った新右衛門が

なにを見せてくれるのか、

愉しみです。