ドラマ感想:アイシテル~絆~ | むろまちの ドラマ好き 感想ブログ

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レギュラー放送が最終回を迎えたり

特番でお休みになる時期になりましたね。


特番の影響で、AUTB(荒川アンダー ザ ブリッジ)もホスト部も放送お休みでした汗


なので、スペシャルドラマでも見てみようと思って、

このドラマを見てみました。


このドラマは2009年に連続ドラマとして放送されていた

アイシテル~海容~の続編だそうです。




とりあえず、ホームページに掲載されていたあらすじです。


さつき(稲森いずみ)の息子・智也(嘉数一星)が小学2年生の清貴を殺害した事件から、20年以上の歳月が流れた。事件後に生まれた智也の弟・直人(岡田将生)は、兄を憎み、さつきとも距離を置いて暮らしていた。
かつて智也と直人は仲の良い兄弟で、幼い直人は優しい兄の智也を慕っていた。しかし、直人が12歳のとき、24歳になっていた智也(向井理)は、直人に何も言わずに突然家を去り、何も知らない直人はただ悲しむ。

直人が高校2年生の時、インターネットから智也の起こした事件を知る。自分が家族にだまされていたのだと大きなショックを受けた直人は、なぜ事件について黙っていたのかとさつきを責め、怒りをぶつける。さつきは、いかに家族みんなで直人を愛してきたかを語るが、直人は受け入れられず、自分が生まれてきたことを後悔する。

それ以来、他人と距離を置き孤独な日々を送ってきた直人。そんなある日、直人は偶然入った工房で、そこに飾られたある絵を見て涙を流す。その絵を描いたのは、工房の主・須磨(伊東四朗)の孫・加奈(水川あさみ)だった。須磨は、そんな直人に何かを感じ、工房で働いてほしいと頼む。工房で働き始めた直人は、須磨や加奈の明るさに救われ、安らぎを覚える。そして、加奈と少しずつ心を通わせていく。

やがて直人と加奈は結ばれ結婚するが、直人は子供を持ちたくないと加奈に告げる。子供にまで十字架を背負わせたくないという直人の強い思いからだったが、加奈は妊娠してしまう。生みたいと訴える加奈、生まれてこない方がいいと言う直人。
直人は、このままでは加奈を傷つけ苦しめてしまうと思い、全てを断ち切るために兄の智也に会う決心をする。





2時間という限られた時間の中で、

伝えたいことがおそらくたくさんあって、


だから、当然、物語が駆け足で進んでいる感じは否めなかったんですけど、


でも、クライマックスの

直人と智也が

気持ちをぶつけ合うシーンは

智也の苦しさと

直人の智也への複雑な感情がちゃんと伝わってきて、

胸がぎゅうぎゅうと締め付けられて、

泣かずにはいられませんでした。


2009年のドラマは残念ながら見逃していて、

小学5年生だった智也がどうして殺人をしてしまったのか、

その理由を周りの人が知っているのかどうかがわかりません。

昨日のドラマでは智也が清貴ちゃんを殺害するシーンがあって、

そのシーンを見る限りでは、清貴ちゃんからお母さんのことを悪く言われて

その反応で馬乗りになって首を絞めていました。


智也の殺害動機を誰にも知られていないのだとしたら、

智也は一人でそれを抱えたまま、

周囲の誤解も全て自分への戒めとして、

また、弟の人生を犠牲にしてしまった運命を

全て抱えながら、一生行き続けないといけない。

自分の誠意も正義も泣くことも笑うことも全て、

「殺人犯である」という事実の上では、

認められるものでも、自分で許せるものでもなくて。

そう思っていき続けている智也の姿が

とても辛かったです。


直人は一つの答えを見つけて

前を向き始めたけれど、

まだまだ、それで全て解決したわけじゃない。


智也と直人の

このあとの物語を見てみたくなりました。