95冊目。
ジョブズはなぜ天才集団を作れたか ジェフリー・L・クルークシャンク 講談社
邦題につられてマネジメントのノウハウを得ようと手にしても大間違い(原題は“The Apple Way”)。
歴代経営者のマネジメント手法、マーケティングの特徴やブランド構築まで、アップル社の歴史をつまびやかにすることで「教訓」を得ようという壮大なコンセプトの一冊。
そもそもアップルのような会社を、更にはスティーブ・ジョブズのような経営者を分析しようというのが滑稽な話。が、本書が面白いのは、書いている著者本人もそれをわかっているということ。
最初は冷静な文体でアップルの歴史を語る著者が、終章に近づくにつれ文体もラフになり、あげくにはとても上品とは言えない表現でマイクロソフト(と、ビル・ゲイツ)を罵りだす始末。
アップル社(或いはスティーブ・ジョブズ)についての著作は、常にフェアな視点で書かれているかが議論になるが、これほど肩入れしていると、逆に爽快。
著者は、アップル社の戦略的優位点は、スティーブ・ジョブズ、資金的余裕、ブランド力、幸運の4つだと言い切る。ビジネス書としては身も蓋もない結論だが、どのアップル本よりも正鵠を得ているかも。
ジョブズはなぜ天才集団を作れたか (講談社BIZ)/ジェフリー・L・クルークシャンク

¥1,800
Amazon.co.jp
ジョブズはなぜ天才集団を作れたか ジェフリー・L・クルークシャンク 講談社
邦題につられてマネジメントのノウハウを得ようと手にしても大間違い(原題は“The Apple Way”)。
歴代経営者のマネジメント手法、マーケティングの特徴やブランド構築まで、アップル社の歴史をつまびやかにすることで「教訓」を得ようという壮大なコンセプトの一冊。
そもそもアップルのような会社を、更にはスティーブ・ジョブズのような経営者を分析しようというのが滑稽な話。が、本書が面白いのは、書いている著者本人もそれをわかっているということ。
最初は冷静な文体でアップルの歴史を語る著者が、終章に近づくにつれ文体もラフになり、あげくにはとても上品とは言えない表現でマイクロソフト(と、ビル・ゲイツ)を罵りだす始末。
アップル社(或いはスティーブ・ジョブズ)についての著作は、常にフェアな視点で書かれているかが議論になるが、これほど肩入れしていると、逆に爽快。
著者は、アップル社の戦略的優位点は、スティーブ・ジョブズ、資金的余裕、ブランド力、幸運の4つだと言い切る。ビジネス書としては身も蓋もない結論だが、どのアップル本よりも正鵠を得ているかも。
ジョブズはなぜ天才集団を作れたか (講談社BIZ)/ジェフリー・L・クルークシャンク

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