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SaaSで激変するソフトウェア・ビジネス 城田真琴 毎日コミュニケーションズ

ウェブを介しソフトウェア機能をサービスとして提供する(Software as a Service)、SaaSがまだASPと呼ばれていた勃興期からセールスフォース・ドットコムとグーグルの躍進に代表されるSaaSの「今」までを俯瞰出来る一冊。
思想面だけが一人歩きしがちな、クラウド・コンピューティングの実際を大まかに理解出来る。
従来のソフトウェアとSaaSの対決構図は、「マイクロソフト、SAP、オラクル」対「グーグル、セールスフォース・ドットコム」の構図だ、と筆者が表現する勢力抗争の勝敗はそんなに遠くない将来にはっきりするのだろう。

「SaaSはソフトウェアの民主化だ」というセールスフォース・ドットコム社長の発言が印象的。