77冊目。
100年の難問はなぜ解けたのか 春日真人 NHK出版
「すべての次元に有効で曲率の仮定も必要ない、リッチフローの単調性公式を示す。これは、ある種のカノニカル集合のエントロピーと解釈できる」といった文章や、奇怪にしか見えない公式が登場すると、さすがに頭の回路が瞬間的に断絶されるが、基本的にはド文系OKの一冊。
1904年にフランスの「知の巨人」と言われた数学者、アンリ・ポアンカレが残した難問「ポアンカレ予想」を証明しようと取り組み、数奇な運命を辿る多くの数学者たちを描く。
ポアンカレ自身、「この問題は、我々を遥か遠くの世界に連れて行くだろう」というメッセージを残している(「ポアンカレ予想」の証明は、宇宙のカタチを知るのに役立つ、らしい)。
2006年、ロシアの天才数学者グリゴリ・ペレリマンがこの定理を証明する。ペレリマンは一躍、世界の注目を集める。しかし、数学界最高の栄誉と言われるフィールズ賞を辞退し、クレイ研究所の懸賞金100万ドルも受け取ろうとしない。
ロシアの片田舎に隠遁生活を続けるペレリマンにインタビューすることは出来ないだろうか…。
2007年10月にに放映されたNHKスペシャルの書籍化。ノベライズ本ということで正直期待してなかったが、知的好奇心刺激されまくりの一冊。そして、何故か優れた文学作品を読んだあとのような、読後感。
数学者という生き物のロマンティシズムを深く感じる。
クレイ研究所所長のジム・カールソン博士のインタビューの一節を引用。
「数学者が問題に挑む動機、それは未知なるものへの憧れです。数学者に意欲を起こさせるものは、子供たちに意欲を起こさせるのとまったく同じです。ただ、知らないことを知りたいのです」
ちなみに、、、
宇宙の年齢はおよそ137億歳で、宇宙の大きさは少なくとも780億光年以上ある、とのこと。
小学生のころ、学研の学習漫画「ひみつシリーズ」の「宇宙のひみつ」を読んで興奮して眠れなくなったことを思い出すなー。
100年の難問はなぜ解けたのか 春日真人 NHK出版
「すべての次元に有効で曲率の仮定も必要ない、リッチフローの単調性公式を示す。これは、ある種のカノニカル集合のエントロピーと解釈できる」といった文章や、奇怪にしか見えない公式が登場すると、さすがに頭の回路が瞬間的に断絶されるが、基本的にはド文系OKの一冊。
1904年にフランスの「知の巨人」と言われた数学者、アンリ・ポアンカレが残した難問「ポアンカレ予想」を証明しようと取り組み、数奇な運命を辿る多くの数学者たちを描く。
ポアンカレ自身、「この問題は、我々を遥か遠くの世界に連れて行くだろう」というメッセージを残している(「ポアンカレ予想」の証明は、宇宙のカタチを知るのに役立つ、らしい)。
2006年、ロシアの天才数学者グリゴリ・ペレリマンがこの定理を証明する。ペレリマンは一躍、世界の注目を集める。しかし、数学界最高の栄誉と言われるフィールズ賞を辞退し、クレイ研究所の懸賞金100万ドルも受け取ろうとしない。
ロシアの片田舎に隠遁生活を続けるペレリマンにインタビューすることは出来ないだろうか…。
2007年10月にに放映されたNHKスペシャルの書籍化。ノベライズ本ということで正直期待してなかったが、知的好奇心刺激されまくりの一冊。そして、何故か優れた文学作品を読んだあとのような、読後感。
数学者という生き物のロマンティシズムを深く感じる。
クレイ研究所所長のジム・カールソン博士のインタビューの一節を引用。
「数学者が問題に挑む動機、それは未知なるものへの憧れです。数学者に意欲を起こさせるものは、子供たちに意欲を起こさせるのとまったく同じです。ただ、知らないことを知りたいのです」
ちなみに、、、
宇宙の年齢はおよそ137億歳で、宇宙の大きさは少なくとも780億光年以上ある、とのこと。
小学生のころ、学研の学習漫画「ひみつシリーズ」の「宇宙のひみつ」を読んで興奮して眠れなくなったことを思い出すなー。