47冊目。

私塾のすすめ 齋藤孝/梅田望夫 ちくま新書

「教育論」についての対談かと思い読み始めたら大違い。
この本は梅田望夫(と齋藤孝)の「闘争宣言」。
日本社会のじとっとした粘着質の高い朦朧感、無気力で怠惰な安定思考、そういった事象に真剣に闘いを挑んでいる。腹を立てている。ケンカを売っている。
これまで接することのなかった梅田氏の攻撃的で煽動的な論調に熱くなる一冊。

氏のそんな側面の象徴的な事象として、本人のブログの「直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ 」というエントリーが紹介されている。
日本人は人をほめることが圧倒的に少ない、「もっとほめろよ、おまえたち」と読み手を煽る。

この数日、ブログのアクセスが数倍になっていて不思議に思ってたところ、坂井直樹氏のブログで紹介されていた。自分の読書メモとして書いているもののはずなのに、褒められるとやっぱり嬉しい。
梅田氏のメッセージと自分の体験がリンクし、とても気持ちの良かった一冊。

以下引用。
「『生活が作品』というのが、僕の意志なんです。朝から晩までで、いつ何をやるか。『時間の使い方』に徹底的にこだわります。あるやり方をどのように続けていき、いつがらりと変えるか。その全体が作品だという気持ちを強く持っています」


それにしても、、、
「福沢諭吉と自分は似ている」「自分のロールモデルはナポレオン」「文科大臣になりたい」と言い切る齋藤孝氏。気になる・・・。


私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書 (723))/齋藤孝 梅田望夫

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