27冊目。

新版・企業舎弟 闇の抗争 有森隆+グループK 講談社+α文庫

85年のプラザ合意あたりから約20年の地下経済を俯瞰出来る、なかなかに読み応えあるレポート。
戦後最大の経済事件と言われる許永中のイトマン事件から、記憶に新しいITバブル勃興期の混乱、楽天のTBS株取得騒動に至るまでを網羅。

特に、バブル発生から崩壊のメカニズム解説はなかなかの納得感。
関係者も多数生存中だし、10~20年足らずで「歴史」が正しく定着するとは思えない。
けれど色々と差し引いたとしても、日銀・大蔵省・大手金融機関が下してきた数々のスケールの大きいミスジャッジには、溜め息。

恐い本。

新版・企業舎弟 闇の抗争――黒い銀行家からヒルズ族まで (講談社+α文庫)/有森隆+グループK

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