21冊目。

捌き屋Ⅱ 企業交渉人 鶴谷康 浜田文人 幻冬舎文庫

「Ⅱ」ではあるが、書かれたのは「捌き屋」の数年前で、そこに大幅に加筆されたモノ。時間軸的には第一作の数年前。

新薬開発競争中の大手製薬会社が大物研究者のスカウトをめぐって戦わせる策謀を、捌き屋・鶴谷康が謎解きしていく展開。

前作同様、数名の協力者との巧みなチームワークで絡まった糸をほぐしていく。厚生労働省の役人やら暴力団やらエコノミストやら、利権に巣食う人々の生態を生々しく描いている。

が、前作に比べると物語の構成が散漫な印象。「Ⅲ」に期待。


捌き屋 2―企業交渉人鶴谷康 (2) (幻冬舎文庫 は 18-2)/浜田 文人

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