12冊目。
その数学が戦略を決める イアン・エアーズ著 文藝春秋
タイトルのかっこよさと黒と銀と黄色のシックな装丁、そして「文系にもわかる知的大興奮の書!」という帯キャッチに惹かれてジャケ買い。
面白い。すごく面白い。
「絶対計算」と言われる大量データの統計分析によるマーケティング手法のお話。
医療も裁判も政治も教育も経済も実は世の中のいろんなことの意思決定に、膨大な量のデータに基づく解析結果が使われている。そして特定の(プロフェッショナルと呼ばれる)人間の経験や知識や勘による判断よりもよっぽど精度が高い。
という、普通に生活してる限りは知り得ることはないけれど、知ってしまうとスゴイ世界。
コンビニのPOSのお化け版、或いはグーグルのアドワーズ的なモノが世界を(既に)動かしている。
これを発展させれば(ニューラルネットワーク的な応用)、映画のストーリーを分析してその興行収益を予測することもできる、らしい。
「いや、このシーンには32歳男性弁護士が登場して主人公の発言を否定した方が、200万ドル興行収益があがりますよ」といった感じ。
とはいえ、人間にも「仮説立案」という重要な仕事が残されている。
この本の素晴らしいところは、本理論の単純讃歌的内容ではなく、その使い方の倫理観や危険性についてもきちんと問題提起をしているところ。
数学はやはりどこかロマンティック。熱病に取り憑かれたように小説を読み始め、高一で既に数学からドロップアウトした時の自分を戒めたい気分。
その数学が戦略を決める/イアン・エアーズ

¥1,800
Amazon.co.jp
その数学が戦略を決める イアン・エアーズ著 文藝春秋
タイトルのかっこよさと黒と銀と黄色のシックな装丁、そして「文系にもわかる知的大興奮の書!」という帯キャッチに惹かれてジャケ買い。
面白い。すごく面白い。
「絶対計算」と言われる大量データの統計分析によるマーケティング手法のお話。
医療も裁判も政治も教育も経済も実は世の中のいろんなことの意思決定に、膨大な量のデータに基づく解析結果が使われている。そして特定の(プロフェッショナルと呼ばれる)人間の経験や知識や勘による判断よりもよっぽど精度が高い。
という、普通に生活してる限りは知り得ることはないけれど、知ってしまうとスゴイ世界。
コンビニのPOSのお化け版、或いはグーグルのアドワーズ的なモノが世界を(既に)動かしている。
これを発展させれば(ニューラルネットワーク的な応用)、映画のストーリーを分析してその興行収益を予測することもできる、らしい。
「いや、このシーンには32歳男性弁護士が登場して主人公の発言を否定した方が、200万ドル興行収益があがりますよ」といった感じ。
とはいえ、人間にも「仮説立案」という重要な仕事が残されている。
この本の素晴らしいところは、本理論の単純讃歌的内容ではなく、その使い方の倫理観や危険性についてもきちんと問題提起をしているところ。
数学はやはりどこかロマンティック。熱病に取り憑かれたように小説を読み始め、高一で既に数学からドロップアウトした時の自分を戒めたい気分。
その数学が戦略を決める/イアン・エアーズ

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