以前、「仕事の報酬は仕事」というタイトルでブログを開設していました。
一緒に働いてた人たちへのメッセージとして。今読むとかなり恥ずかしいのですが、それはそれで思考のアーカイブとして保存しておきたいので同タイトルのテーマに集約しています。

2006年の年明けから半年ほど続け、フェイドアウトしてしまってましたが、
1年半ぶりに、再開します。

目的は、以前のものとは異なり「パーソナルな読書メモ」です。
なぜか今年は100冊本を読もう(文学・マンガ除く)と思い立ってしまい、その記録と自分へのプレッシャーに使いたいと思います。基本的には。
ですので、タイトルは書名で、頭についた数字は「今年の何冊目か」を表します。


ということで、1冊目。


V字回復の経営 三枝匡著 日経ビジネス人文庫

ある後輩と飲んでた席で、その後輩氏がこの本の著者である三枝匡氏について語り出しました。とてもとても熱く。
後輩氏曰く、「僕の神様です」と。
それだけ言われると読まない訳にはいかないので、さっそく3冊の著書を購入。
「戦略プロフェッショナル」「経営パワーの危機」を立て続けに読みました。

そして、彼の著作の集大成的な本著。
いわゆる企業再生モノ。三枝氏のすごいところは、巷のコンサルタントと言われる肩書きの人たちとは違って、再生対象の企業に「ずぶずぶに」入り込んでいくところ。そして今はコンサルタント業をやめ、東証一部上場会社の経営者として活躍されてるところもすごい。

「成り行きのシナリオを書く→切迫感を抱く→原因を分析する→改革のシナリオを作る→戦略の意思決定をする→現場へ落とし込む→改革を実行する→成果を認知する」
といった、氏の提唱する“改革・8つのステップ”を実話を元にしたビジネス小説の体裁で生々しく展開されていきます。
ターンアラウンドマネージャーとカタカナで書くとスマートですが、氏の著作を読む限り1社1社が命懸け。
「改革とは『魂の伝授』である」「経営者にとってもっとも重要なのは『高い志』である」といったメッセージで本著は閉じられます。

あとは、「覚悟のクオリティ」が求められるのかな、と。

3冊とも素晴らしかった。後輩氏に感謝。


V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫)/三枝 匡

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