ホスピタリティの教科書

林田正光著

あさ出版







「お客さんの気持ちになって考えろ!」



営業職をやってる方であれば、恐い先輩に何度も怒鳴られたフレーズのはず。



おっしゃる通り。



が、所詮お客さんじゃないですから僕は!というのもおっしゃる通り。



どういう軸でお客さんの気持ち(立ち場)になってみるのか、という要素がこの常套句には欠落してます。





って、すごいこと書くんじゃないかと期待されると困るのですが...



事はすごくシンプルで、



「されるとイヤなことをしない」「されたら嬉しいことをしてあげる」ということですね。



至極あたり前です。が、なかなかできなかったりします。





お客さんに喜んでもらうために、



こういうスケジュールで仕事してみよう、と一所懸命考える。



こういう段取りで仕事してみよう、と一所懸命考える。



こういうサプライズをしかけてみよう、と一所懸命考える。



このトレーニングがっしっかりできれば、自然と論理的仕事力が身に付くのでは??





これは勿論、お客さんに対してだけでなく社内の同僚や社外の協力会社さんに対しても、です。



だって、ベースに敬意と思いやりのない人の言うことをだれが聞くのか?



だれがあの人のために、と考えてくれるのか?





といったようなことを再認識させられる、いい本でした。



なかなかに機会がないですが(本社のスグ横なのに!)、著者がそのサービス・スピリットを鍛えた



リッツ・カールトンに泊まってみたくなります。



著者曰く、「マニュアル+気配り=心配り」がホスピタリティの精神とのこと。



なるほど。