ミャンマーの現実 報道との違和感・・・ | アジアの片隅で at Myanmar

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日本を出てから随分経っちゃいました!
自分が見たミャンマーやタイや中国の今を日記形式で。




某H氏と会って話をしていた時
ミャワディでY氏が中国人をかなり排除してる・・・

って
話しが出てきました。





このY氏、
元々はKNU(カレン民族同盟)の幹部で
政府との間で色々と調整やら仕事やらやってた人です。




先の選挙でKNU(カレン民族同盟)を抜けて
立候補したのですが
結果は当選ならずで
その後KNUに戻ったのかと思ったら
戻らずにカレン州で色々な事をしてるって話でした。







そのY氏、
見た目にもやばそうな雰囲気がプンプンしてる人で
出来れば近寄りたくないなあ・・・
な雰囲気の人です(笑)







ミャワディでは中国人がかなり進出していて
体育館のようなカジノを作って
チャイナタウンって言ってもいいような街つくりもしてました。




その地域でY氏が
中国人を10人ほど排除したという事で
ハッキリとした理由はわかりませんが
ある意味
平気で人を排除しちゃうその感覚は
正直、日本人には理解できないと言えると思います。





ただ
Y氏はKNUを抜けているので
KNUの兵隊を使って??
って聞くと
そうではなくて
KNU時代の部下というか
取り巻きというか
KNU時代の親分子分の繋がりで
ある意味
Y氏の私兵という感じの人間が多々いるとの事で
ふ~~~~~~~~~~~ん
そんな集まりも出来ちゃうんだ・・・

言葉では言い表せない雰囲気が感じ取れます。








さらに某A氏、
この方もミャワディでそれなりの力を持ってた人で
このコロナのおかげで
かなりのダメージを受けてたようですが
その人の消息を聞くと
今では政府と組んで色々な商売をしていて
それなりに金が回っているとの事。





ええッ?????

って
驚いちゃいました!







どうして政府と繋がりが取れてるの?
って
聞くと
そこにはKNU出身の某方が
現政権の3番目グループに所属しており
そこからの流れのようです。



ただ、
その話を聞いた時
A氏とそのKNUの3番目グループの
繋がりは無かったはずなのに
その点を聞くと
やはりKNUトップの孫のT氏が絡んでいるとの事。





なるほど・・・

って
思っちゃいました。








その流れで
A氏と一緒だったラカイン出身のK氏の事を聞くと

あの人もホントは怖い人でゲリラ出身だから。

とのお答えです。





っていうと
アラカン軍って言われてるとこですか?
と聞くと

そう、その幹部だった人。

って
返答です。








なんだろう・・・

表では国軍と少数民族武装勢力は
あちこちでドンパチやってるけど
その反面
軍政府と少数民族武装勢力とが
手を組んで商売してる・・・

この側面があるのは事実のようで
なんていうか
白黒で物事を判断できない一面があると言えると思います。







日本や欧米の報道を見てると
全て白と黒で報道してますが
そうでない
グレーというかグラデーションがかかってるというか
白黒で語れない部分が多々ある訳で
このあたりの感覚って
外から見てるだけではわかんないのかな、
って
思っちゃいます。








ミャンマーにいても
実際
そこらの事を見ないと
それも
分からない事なのかもしれません。







言葉で表すのが非常に難しい「感覚」

この肌感覚って
表現のしようが非常に難しいです。








ミャンマーにいて
色々な報道を目にするときに

なにか違うな・・・

ってのが良くあります。








なにか違う

の「違う」ってのは

きっとそういう事なんだろうな・・・




自分では思ってます。






ホント

昨日の敵は今日の友

以上に





ミャワディAミャワディB
複雑怪奇です、ミャンマーは。










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