日本人には理解しずらいミャンマー国境の民族問題、だって自治領なんて理解できますか?(笑) | アジアの片隅で at Myanmar

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日本を出てから随分経っちゃいました!
自分が見たミャンマーやタイや中国の今を日記形式で。






日本からお仕事の事で来られた方々、
ピンロンハウス (1)
その方々と
会食を兼ねて色々とお話ししてました。




昨今の日本の情勢の事
これからのミャンマーと日本とを
どうしたらもっと上手くやっていけるか
などと
それぞれの思惑をぶち込みながら
具現化できるように案を練りながら(笑)









過去
ベトナムやインドネシアなどで
事業をされており
東南アジアについては
それなりの知識はおありのようです。
ピンロンハウス (2)
その経験があっての

これからはミャンマーです!


言って頂けるのはありがたい話で
出来ることはやりますよ!
なんて
どこまでリップサービスなんだ?

的な受け答えもしたりして(笑)








それにしても
会食に誘われたとき
ちょっと引っ掛かる部分もあったのですが
それはまあそれで
ってことで
自分の事をKeyManと捉えて頂いたようで
それはそれで
ありがたいです(笑)








ただ
東南アジアにそれなりの造詣はあったとしても
やっぱり
ミャンマーの民族問題については
あまりご存じないようで・・・

って
この民族問題について
日本人ってほとんどの人は
理解することは難しいと思います。





単一民族である日本人からしたら
異民族が同じ国にいるってのの理解って
なかなかできないよなあ・・・


いつも思ってる事なんですが。







日本にあるとする
一番近いのがお国自慢かな(笑)






関東で言えば
埼玉、群馬、栃木の争いみたいなものとか
関西で言えば
大阪、兵庫、京都の
それぞれが相手の悪口を言うって感じで(笑)








でもそれが民族問題まで大きく見ると
こりゃもう
肌感覚でもなかなか
理解しずらい(笑)









ミャンマーの国境沿いって
ミャンマーゲリラ 一部
各少数民族、別名ゲリラの自治領扱いになってて
クーデター以前は
国軍や警察は入れなかったです。









自治領故に
その少数民族ゲリラは
自分達の配下の人間を食わせていかなくちゃいけなくて
その食い扶持を確保するために
ミャンマーでは認められていないカジノや
貿易の取り仕切りなど
一つの国さながらの事をやってるのが事実で。





シャン州のムセにしても
カレン州のタチレクやミャワディにしたって
カジノや貿易の要になってます。






言葉にしたって
その民族独特の言葉があって
ミャンマー語は学校で国語として習ってます。




今回来られた人も
やはりその事はご存じなくて。








それ以上の事をお話しすると
とても1時間や2時間では足りなくて
非常に面倒くさくなるので
さらッっと流したのですが(笑)









ミャンマーの正式名称も今では
ミャンマー連邦共和国となってるのも
そういう意味合いかな、

自分では思ってます。






しかし
振り返ってみれば
そういう自分だって
つい4~5年ほど前はそんなことを
全然知らずにいたわけですから

何を偉そうに!

って
ところです(笑)









今回のクーデター以後も
国境地帯が非常に難しくなってるのに
この民族問題があると思ってて
それがなければ
もっと簡単に鎮圧されたのでは?


勝手に思ってます。



この辺りは
当たってるか当たってないかはわかりませんが(笑)









民族の問題、

これは
やっぱり日本人には非常に理解しずらい、
そんな内容かと思います。


ウクライナとロシアの問題にしても
多分に民族問題が絡んでんだろうな・・・


密かに思ってますし。









日本のお国自慢レベルの話なら
もっとすんなりいくのでしょうが
ピンロンハウス (3)
やっぱり

民族問題が絡むと

なかなか難しい・・・




話をしながら

改めて思った次第で、








そんな7月22日の会食でした。













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