元夫が本格的に猛威をふるったのは(やつは台風か)、私が出産したあたりから…。
まず私は、出産に3日かかるほどの難産だったので、元夫は付き添いと仕事の往復を何度か繰り返していました。その苦労と疲労は想像できるものの、
「まだ生まれんの?」
の一言に殺意しか出ませんよね
こっちは何時間食べず、寝ず、叫び続けてると思ってんだ、この野郎。
ですよ、本当に
まぁ、その感情が腹の中の息子に伝わったのか、元夫が病院から再び仕事へ出掛けて1時間後に生まれたので、立ち会えませんでしたがね
さらに出産後、私は1ヶ月里帰り…。
ここで、確認したいのは里帰りが1ヶ月って長いですか?
(初めての出産で、さらに妊娠中毒症などの後遺症もひどかった私は、とてもアパートで3人暮らしをスタートできる状況ではなく、実家に帰ったのですが。あ、ちなみにアパートと実家は車で5分です)
元夫は、1週間経ったくらいから
「いつ帰ってくるんだ!」
「早く帰ってこい!」
「俺を一人にしとくのか!」
「俺は一人で何をしてればいいんだ!」
と、まぁ、
知るか
と言いたくなるようなセリフばかり並べ始めました。
元夫は夜中に出ていく仕事をしていたので、昼間に時間が空くんですよね。そして、その時間をうまく自分で使えないやつでした。私だったら一人の昼間の時間なんて、らりほって感じで何にでも使うのに。
そもそも、子供が生まれてアパートから5分のところにいるんだから、顔見に来るなり世話するなりしろよって話。来るときはパチンコ代をせびりに来るか、人の布団でガーゴーいびきをかいて寝ていくか…。だから、特に来てほしくもなかったんだけど…笑
結果的に元夫は私に依存していったんだとおもいます。
私がいないと何もできない。それを私への愛情だと勘違いしていたんだと思います。
いや、逆か?
私への愛情を、束縛することでしか表現できない可哀想な人だったんだな。
生後1ヶ月経ち、まだ妊娠中毒症の後遺症が残るなか、本当はまだまだ実家にいたかったけども、アパートに帰ることにしました。
あらかじめ荷物を運んでおこうとアパートに行ってみて絶句
足の踏み場もない…。
シンクにはカビのはえた皿の山…。
ホコリが部屋の至るところに…。
あんだけ帰ってこいって言うてての、この部屋?
それともこの部屋を片付けさせるための私?
まぁ、どっちもどっちだけど。
その時は大人しく、そのひどい有り様のアパートを片付けて、息子とともに戻ることが元夫を黙らせる方法だと思っていたので、無心で片付け(心をもつと壊れる気がしたから)、微妙な心境のまま三人暮らしがスタートしました。