豊後高田市は国東半島の北側の付け根にあたり大分市からかなり遠いですが最近では昭和の街として昔ながらの街並みや商店が人気です。また豊後高田市内から海岸線を走る国道213号沿いの真玉河岸には海が美しいのと夕陽が絶景のスポットが点在しているそうでそれらのスポットを結ぶ約20kmのルートが「恋叶(こいかな)ロード」と呼ばれています。

今回せっかく近くまで来たのでGW中たいへ混み合う市街地を避けてたいへん美しいと評判の海沿いロードをドライブしてみます。

国東半島の地図では左上部分になりますが豊後高田市からの20キロの景観が素晴らしいとのことでドライブしてみます。

真玉海岸には恋叶ロードの看板をあちこちで見かけます。写真にあるように大分県内でほぼ唯一水平線に沈む夕陽を見ることができるスポットとして人気です。日本の夕陽百選にも選ばれており干潟の縞模様が特に美しいと言われます。

車を走らせているといきなり車窓に広々とした遠浅の海岸が広がりました。真玉海岸です。この時間は満潮のようで波が打ち寄せているのが分かります。

そして新たな観光交流拠点施設として去年誕生した真玉海岸 恋叶♥ゆうひテラスです。海を眺めながら食事ができるレストランや沈む夕陽を堪能できる展望テラスもあってここで一休みします。

店内では豊後高田の名物の蕎麦など頂けます。3階には海を一望できる展望デッキもありました。満潮でも干潮でも美しいというのが魅力ですね。

豊後高田は西日本有数の蕎麦処です。市内には認定店があって美味い蕎麦を頂けます。

この店内から外を眺めると海岸が一望できて素晴らしいです。食事と景色と両方一度に楽しめます。

テラスの外には海を眺められるスポットが。なぜか無造作に置かれたピンクのドアが!? 確かにこのドアを開けるとものすごい景観が待っています。

海を眺めながらまったりできるベンチもありました。確かにここで夕陽がきれいだったら時間の許す限りいつまでも眺めていたいですね。素晴らしい景観です。

またこの近辺では干潮時にマテ貝を掘ることができます。私も一度も体験したことが無いので一度やってみたいです。

213号線恋叶ロードをさらに進むと見えてくるのはあわしま公園です。ここも絶景の恋叶スポットと言われていますので寄ってみます。

海岸の先に粟嶋神社があるとのことで公園を先に進みます。

案内板にあるように岩窟に突きでた場所に神社が存在するとのことで先に進んでみます。

公園の先に赤い鳥居が見えてきましたのでこの先ですか。

途中には縁結びスポットらしく南京錠を掛けて愛を誓い合う縁結びのモニュメントもありました。

さらに鳥居を進むともう向うには海が見えています。

海に向かって坂を下っていきます。杖が用意されているほど急な坂があるのでしょうか。

下り坂の先に朱色の社らしきものが見えてきましたがすぐ側に波が打ち付けて白波が立ってるいるのが見えます。

白波がかかる程海に突き出た粟嶋の社です。

しっかりとお詣りを済ませましたが実は縁結びや安産といった女性の願いを叶える神社です。

本当に大波が来たら飲み込まれてしまう様な危険な場所に建っています。

絶壁に波が打ち付けて飛沫が飛んできます。

こんな珍しい神社があったとは全く知りませんでした。でもご利益がありそうなので来れて良かったです。

真玉海岸の素晴しい景色を堪能しました。次は干潮時の夕陽の鑑賞とマテ貝掘りに来たいと思います。(22)