特にグルメというわけでは無いですが日本のあちこちに行くことが多いので、その土地の郷土料理やそこでしか食べれないものを頂くのは好きですね。カメラ小僧でもありしっかりデジカメに残しますのでここに紹介します。どれが一番とか言うわけではありませんので東日本編と西日本編、九州編で延べます。
【九州編】
長崎は平戸漁港直営店で食べるイカ刺定食ですが、生簀で泳いでいるのをその場で調理してくれますので、口の中で足が動いて吸盤が引っ付いてきます。
大分はソフトパーク近くの美味・なかよしのとり天定食です。とり天は大分県民のソウルフードで唐揚げとはまた違いますが家庭によって作り方や味付けが微妙に異なりますのでレシピも変わります。我が家ではもも肉を使い水に溶いた小麦粉でふんわりサクサクと油で揚げてからし醤油で食べます。他県の人はとり天=とりの天ぷらの略称と勘違いしている人が多いですが、『とり天』という料理だと思います。
同じく別府にはとり天発祥のお店が存在します。今はもうたいへんな人気店で行列は切れないしだいたいの旅番組の芸能人は来ていますし別府に来た人は皆行っているのではないでしょうか。東洋軒は本格的な中華料理店ですがからし醤油で食べるとり天は美味かったです。
また大分の臼杵市は大友宗麟の南蛮文化が花開いた土地柄で昔から黄飯というご飯を黄色く色付けする料理が伝わります。これは南蛮人がパエリアを伝えたことでそれを模した料理が伝わったのではと言われています。その他とり天や黄身の味噌漬けなどの郷土料理のランチセットです。
こちらは豊後竹田市のエノハ御膳です。エノハとはヤマメのことですが昔から竹田ではヤマメが養殖されよく食べられていました。背ごしと塩焼き、唐揚げとヤマメの美味い食べ方をすべて味わえて感激でした。
大分県南の佐伯市は海の町で魚が美味いです。久々に訪れて名物の佐伯鮨をいただきました。このお店に来るのは25年振りですが昔から鮨のネタが肉厚でデカイので有名で懐かしかったです。駅からすぐの錦寿司です。
そして別府といえば冷麺で有名です。市内に美味しい冷麺のお店がたくさんありますが最近特に評判の六盛さんの冷麺並んで食べました。ところてんの様に製麺機から黒めの麺が落ちてくるのを見て期待が高まりました。モチモチの麺とスープが美味いです。
そして別府冷麺の元祖と言いますか別府冷麺を広めたお店が胡月ですね。盛岡冷麺の様なつるつる麺とは違って麺は太めの歯ごたえのある感じです。スープも私の好きな辛さで一滴残さずいただきました。
佐賀関と言えば関アジ関サバの本場ですが海岸沿いに建つよしだ会館が昔から有名ですね。久々に訪れてお刺身定食を頂きました。流れの速い豊後水道でその日の朝上がったお魚は歯ごたえがあって新鮮です。オーシャンビューを楽しみながら海の恵みに感謝します。
そして日田市の日田焼きそばの元祖と言えば想夫恋です。昔からある焼きそば専門店なのですが麺をカリッと焼いてシャキシャキのもやしと豚肉を炒めた想夫恋焼が他の焼きそばと一線を引いた日田の思い出の味です。
そして最近日田で食べれる風変わりな寿司がひたん寿しです。ひたん寿しはたか菜巻を中心に日田近郊の野菜や果物をネタにした日田ならではのヘルシーな野菜寿司です。しいたけ、たけのこ、パプリカ、トマト、ちんげんさい、ヤマメの卵など珍しいネタが並びます。味気ないのかと思いましたがネタに味がしっかり付いてて美味い寿司でした。
そしてちゃんぽんと言えば四海楼、長崎ちゃんぽん発祥のお店といわれているお店です。長崎港を見おろすオーシャオンビューの四海楼本店で食べました。トロっとした感じが食欲をそそります。
長崎の謎のソールフードのトルコライスです。名前の起源は不明ですがトンカツ、ピラフ、スパゲッティを一皿に盛ったものということで市内の多くのお店で食べることができます。稲佐山のレストランで食べましたがさらにエビフライとビーフストロガノフが乗った豪華版になっていました。
同じく長崎市が本店の吉宗(よっそー)の茶わん蒸しの定食です。このお店は1866年創業の茶わん蒸し専門店ですが、ほとんどのお客さんが頼むこの茶わん蒸しのデカイこと。長崎の歴史を伝える店とのことで卓袱料理も味わってみたいですね。
島原で食べられるスイーツですが寒ざらしです。白玉を湧水で冷やして蜂蜜と砂糖の蜜に漬けて食べます。暑い夏にキンキンに冷えた寒ざらしが合いますよね。
そして熊本と言えばごご当地グルメとして知る人ぞ知る太平燕(タイピーエン)があります。ウィキペディアによると「日本でアレンジされた中華料理 の一種で春雨スープ にエビ、イカ、豚肉 、白菜、タケノコ、キクラゲなどの五目炒め を合わせ揚げ玉子を添えたもの。」とあります。紅蘭亭という元祖の店もありますが今では広く多くの店で食べることができます。春雨麺ですのでヘルシーさに人気があるのかもしれないですね。
阿蘇の内牧温泉の人気店、いまきん食堂のあか牛丼です。開店は11時のところ10時には行列ができていてビックリしました。実際に食べてみると美味いステーキが載ってるようでまた食べたくなる至福の味でした。
宮崎市は日南市のご当地グルメのカツオ炙り重です。日南市は一本釣りカツオの水揚げ日本一とのことで市内の何店かで2種類の漬けカツオを七輪で軽く炙っていただくスタイルで味わうことができます。香ばしい香りが立ち上り食欲がいっそう進みます。
道の駅霧島・神話の里公園の特別料理、「龍馬鍋」です。龍馬とお龍の新婚旅行の地、霧島で龍馬の好物のシャモ鍋をイメージして現代風にアレンジしたもので観光客に人気の様でした。
那覇市は国際通りのステーキハウス88でサーロインステーキを食べました。5年振りですが沖縄の味というかこの沖縄で食べるので美味いのです。オリオンビールのみながら気分はハイサー!です。
沖縄市のステーキの有名店、エメラルドのジャンボステーキです。350グラムあってすごい肉厚で特製のニンニクソースを付けて食べれば食べ応え大満足です。
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