仕事で釧路に来ていますがとにかく寒いです。でも寒いなりに釧路には美味しい魚や湿原など楽しみがたくさんあります。今回は土日を使って釧路の楽しみを味わい尽くしたいと思います。(2018/2)

 

さて釧路には何回も来ていますので駅前の風景はけっこう見慣れています。教会がワンポイントですね。道内でも人口は4番目の都市ですし道東の玄関という意味ではそろそろ駅舎もリニューアルの話も出ているのかもしれないですね。海外の観光客も多くなってますのでね。

早朝に和商市場に向かっていますと歩道に降った雪を除雪していないと雪が凍ってツルツルになっていて滑るので怖いです。車道の方は安全ですね。

和商市場は市場と言うからには5時くらいから開いていると勝手にイメージしていましたが実際は8時からでした。事前に調べておいてよかったです。でもホテルの朝食は無視してもこちらで朝ご飯を食べる楽しみはありますね。

ここに来たからには今回も勝手丼の朝食をいただきます。

ホタテにかんぱち、ふんどしにサーモン、いくらの醤油漬けなど1200円ほどでしたが新鮮で美味かったです。

今回土曜日一日空いていますので釧路駅から定期観光バスのしつげん55PASSで巡る冬のたんちょう号に乗ることにしました。以前から回ってみたかったのです。釧路駅から8:50に出発します。

バスに乗って途中鳥取町と呼ばれる街を通りましたがなんと車窓に城のような建物が現れました。これは鳥取百年館という施設で昭和59年に明治17年より鳥取県からの集団移住開拓の鳥取地区の開基100年を記念して建築されましたものだそうです。この外観も鳥取県の故郷の鳥取城のイメージを復元し資料館として建築したものだそうです。

まず最初の観光は丹頂鶴自然公園です。約20羽のタンチョウが放飼されておりその姿を間近で見ることができる施設です。天気も良いですが気温が低いので雪が解けないですね。

こちらの施設では金網で囲われた中にたんちょうの夫婦が一緒に飼われています。

確かにたんちょうの夫婦は仲良しの様で常に一緒にいますね。

こちら施設ではすぐ近くでたんちょうを観察することができます。こんなに近くで見れたのは初めてですが本当にきれいで品のある鳥ですね。

金網越しにこんなにすぐ目の前でたんちょう見れる機会はなかなか無いですね。たんちょうも人間には慣れているみたいで逃げないですね。

突然となりのたんちょう夫婦と共に空に向かってホー、ホーと大きな声で鳴き出しました。よく響く声で相当遠くにまで聞こえる鳴き声でびっくりします。

今回は定期観光バスでたんちょう施設を回っていますが41名の参加ということでほぼバスは満員でたいへんな人気です。

半分以上は中国人などのアジア人でした。

次に向かった施設は阿寒国際ツルセンターです。

この施設の屋外では自然に近い状態で飼育されるたんちょうを観察できます。人工給餌が行われており野生のたんちょうを見ることができるということで期待が膨らみます。

施設内にもたんちょうに関する様々な展示がありました。

館内は広いのですがストーブもあって暖かいです。

まず2階から眼下の平原にたんちょう鶴がたくさん見えて驚きました。

屋外に出てみるとこの広い雪原に無数のたんちょうがのんびりと餌を探しているのが見えてきました。その数の多さにびっくりします。100羽くらいはいるでしょうか。

望遠で見るとたんちょうがそれぞれのんびりと可憐な姿でたたずんでいます。

時々ケンカしてるのか遊んでるのか羽根で威嚇するようなポーズを取り合っています。

寒さも忘れていつまでも眺めていたい光景です。

こんなに多くのたんちょうを一度に観れるのは恐らくここだけでしょう。

可笑しいのは時々白鳥の群れが降りてくることです。

そうすると監視員が車が白鳥だけを追っ払うので白鳥だけが飛び立ちます。白鳥にとってはなんでだよ~、って感じでしょうね。贅沢ですがここでは白鳥はじゃまものです。

壁の手前では寒い中望遠レンズを据えた多くのカメラマンがたんちょうを撮ろうと狙っています。寒いのですが時間を忘れて眺めてしまう気持ちが分かりました。見てて飽きないです。

その②へつづく  (28)