仕事で松本へ行きましたので松本城を拝んだ後に足を伸ばして、今大注目の松代、上田を回って真田三代の気概というか魂に触れて帰りたいと思います。(2016/2)
久々に松本駅に降り立ちましたが今年は暖かいのか2月なのにほとんど雪が積もっていません。先週降った雪は週末の高温でほとんど溶けてしまったそうです。この時期珍しく空も青く晴天日和です。

駅前には井戸から水が湧き出ており飲むこともできます。松本市内にはあちこち湧水がありますが美味しいお酒やお米ができる理由がここにあります。

まずは久々に国宝の松本城を見に行きたいと思いますが歩いても15分位で行けますが、巡回バスも走っていますのでこれを使っても便利です。

太鼓門から松本城へ入場します。

櫓の横には松本城最大の重さ約22.5トンの玄蕃石がそびえます。松本城を築城した石川玄蕃守康長が運ばせた巨石と言われます。

久々に見る国宝、深志城(松本城)の天守閣です。現存する日本最古の五重天守と言われますが、雪のアルプスを背に青い空に浮かぶ美しい景色が眼に焼き付きます。

このお城はどの角度から見ても絵はがきの様に美しいです、400年前の美的感覚に頭が下がりますね。堀にも大きな黒い鯉が優雅に泳いでいます。

松本城のお堀には黒い大きな鯉が悠然と泳いでいますね。

一の門を通って本丸天守へ向かいます。

江戸時代の平和の象徴の月見櫓です。

すぐ真下から天守を見上げての一枚です。

狭間や石落としに城の防御体制を垣間見れます。

出た、ここにも加藤清正公の足跡がありました。

この階段の急こう配は国宝天守の特長ですね。

城の内部は意外と広く廊下の幅も十分に取られている印象です。

天守五階の様子です。

五層6階の天守閣の6階ですが、階段は急で柱が多く広いという印象を持ちました。

6階の内の様子です。
6階からの眺めです。遠くの山々が美しいですね。かつての城主もこの眺めを見ていたのでしょう。
この眺望は素晴らしいの一言です。
六階天守の解説です。
意外とシンプルですが国宝の指定書が掲載されていました。
松本藩城主もかなり代わっていましたね。
後で増築された月見櫓の内部です。戦乱の時代が終わり優雅を楽しむ時代に造られた月見櫓ですが三方が吹き抜けで朱塗りの回廊や景色が楽しめます。
家光をもてなすために後から造られた月見櫓です。
辰巳附櫓二階の解説です。
本丸御殿からの眺めも圧巻です。

どの角度から撮ってもうっとりするような美しい天守ですね。

少し足を伸ばして上田の小諸寄りのお隣の駅、信濃国分寺にやってきました。奈良時代創建の古刹で境内には重要文化財の三重塔も建っています。しかしこのあたりは第一次上田合戦の激戦地と言える場所です。
また第二次上田合戦においてもここで田昌幸が徳川軍の本多忠政、真田信之と交渉を行って結局徳川秀忠軍を足止めし関ヶ原に遅参させることにしてしまったという有名な場所でもあります。徳川、真田会見の碑が建っています。 
解説の案内板です。会見についての場所は定かではないがここが有力であるとのことです。

長野ではやはり蕎麦が楽しみです。いつもお決まりのお店に寄ってしまいます。

みよ田のとろろそばですが何という上品な味でしょう。大好きです。

 

美しい松本城と美味い信州そばを堪能し次へ向かいます。

その②へ続く (25)

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