今回は家族で初の海外旅行に行くことになり福岡空港から最も近い台湾を選びました。皆仕事や学校もあるので金曜日から日曜日までの2泊3日となりました。期間が短いので場所を台北に絞って楽しいところに集中して回ります。1つだけ残念なハプニングもありましたが中身は充実していますので参照ください。
今回福岡空港から利用しますのはエバー航空ですがバツマル君バージョンの楽しい機材でテンションも上がります。
2時間半のフライトですがすぐに機内食も出てきます。味もまずまずでした。台湾は日本との時差が1時間だけですので時差ぼけの心配はありませんね。
桃園空港に到着しましたが空港から市街地にははMRTが便利です。切符はチケットでなくトークンと呼ばれる丸いチップを購入しますが運賃は日本より安いと感じます。
台北駅を目指して約40分、初の台湾の車窓を楽しみます。
外観が立派な台北駅に到着です。ここでは観光せずにすぐにローカル線の平渓線にて北へ乗り替えます。
早速ですが最初の目的地の九份を目指します。元々の名前の由来は9世帯しか人が住んでいなかったためいつも九つ分の物資をまとめて調達していたことから九份と名付けられたと言われています。写真のような特急電車も走っていますが我々は各駅停車で瑞芳を目指します。日本と違ってあまり案内が出ていないので少し不安になります。
九份への窓口にあたる瑞芳(ルイファン)駅の前ですが降りてビックリの賑わいです。観光バスや黄色いタクシーが頻繁に行き交います。
その中をバイクがビュンビュンと飛ばしますので普通の日本人は運転できないですね。ここからは時間も無いのでタクシーに乗っていきますが200台湾ドルとのことで料金も明確で割安です。
タクシーに乗ること約20分ですが山道をものすごいスピードで飛ばしてハラハラして命が縮みました。やっと九分老街のバス停辺りに到着しました。かつてはゴールドラッシュに沸いた鉱山の街でした。
お寺と思いますが装飾が目を惹きます。下にはタクシーが並んでいるのがよく見えます。
かなり山の上なので景観は抜群でした。与那国島がかなり近いところにあって古くから日本との交流が盛んにあったと思われます。
セブンイレブン横の小道が基山街と呼ばれる通りでたくさんのお店が並びます。提灯にも灯りが灯ってノスタルジックな雰囲気が出てきました。
店頭の提灯の雰囲気が良いですね。ゆっくり見たいところですがとにかく先を急ぎます。
この先が分かりませんがとにかく前の人について基山街を進みます。日本人も多いですが中国語もよく耳に聞こえます。
基山街をしばらく進んで直角に右に曲がると豎崎路(シューチールウ)です。この交差点というか一番混み合うところで坂道を下りますが人が多くて進めません。帰りも心配になります。
この路地の階段を大勢の人間が一寸釣りでしか進めない大渋滞の様子です。
やっとたどり着いたのが九份で最も有名な写真スポットの阿妹茶酒館ですがもの凄い人の混雑でおしくらまんじゅうの様でやっと写真が撮れた感じです。よく事故が起きないなと心配になりました。
千と千尋の神隠しのモデルになったと言われて以来大人気になっています。ノスタルジックな景観は素晴らしいです。本当であればじっくりと雰囲気を楽しみたかったのですが危険を感じてすぐに戻ることにしました。
先ほどの瑞芳の街並みが鮮やかに輝いています。
途中お土産屋などのお店がたくさん出ていましたが人が多すぎるのでお土産探しの余裕が無いので営業には結びつかないと感じます。何とか九份の雰囲気を楽しむことができました。昼間に来たらまた雰囲気が違って楽しめるのではと思います。
さて一旦台北駅に戻りまして次に人気の夜市に向かいます。ガイドで見て最も規模の大きい士林夜市に踏み込みました。地下鉄駅を降りるとここも既に人の群れが続いています。
駅からも近いので迷うことなくすぐに市場入口にたどり着けました。
街並みはアメ横を想像すれば分かりやすいと思います。とにかくすごい人で溢れています。
いろいろな食材を並べている料理店ですが頼めば好きに調理してくれるのでしょう。
とにかく山盛りで蟹やエビなどの天ぷらを作っているお店です。
台湾も南国ですのでフルーツは種類も多く沖縄とかと同じ感じの種類が並んでいました。
台湾で人気のタピオカを手作りしているお店です。
早々に定番のタピオカドリンクを楽しみながら徘徊しました。このタピオカは抹茶味でした。
鶏ももの揚げたやつですがザクザク切って食べると美味しそうです。
浅草の雷おこしと全く同じ製法のお菓子です。
ウズラの卵を衣に巻いて焼いている屋台です。
その他ゲームセンターの雰囲気のお店もかなりあって楽しそうでした。ピン球がコップに入れば景品がもらえるだけのゲームです。
テレビで観たことがあるエビ釣りですがなかなか釣れないので見ていたらイライラします。でも皆楽しそうでした。
金魚すくいの様ですがこの子は網でどんどん金魚をすくっていました。(爆)
かなり遅い時間ですが子供の楽しむゲームがいっぱいで皆が楽しそうに魚釣りゲームをしています。
地下にも食堂街があってほとんど店がお客さんが一杯で活気にあ溢れていました。
帰りの地下鉄駅(南京復興駅)ですが日本よりもきれいで安全な印象を持ちました。日本の地下鉄も古いのがありますからね。
この日のお宿はホテルB(台北碧瑶飯店)でした。かなり歩いて足が疲れましたが夜はゆっくり休んで朝のバイキングではお粥をしっかりいただいて元気に過ごせました。
その②へ続く。