②より続く 

いよいよ高知城を訪れました。追手門から天守閣を眺めれる写真のビュースポットです。とにかく石垣が美しく品がある名城ですね。

橋を渡って進みますと騎馬の銅像がお出迎えしてくれます。

山内一豊像です。関ヶ原の戦いの後長宗我部氏に代わって掛川城より配置され見知らぬ土地を支配することになり散々な苦労をしたことと思いますね。

城内には一豊と千代の銅像もありました。名馬を10両で買って与えて一豊を男にした逸話で有名ですね。

千代についての案内板がありました。


天守と本丸御殿が現存しているのは高知城が唯一です。つながっているのも他では無い珍しさですね。まさに南海道随一の名城です。

現存する本丸御殿は広々としていました。

急な階段を昇り天守の最上階までやってきました。あまり広くは無いですが回りに欄干があります。

天守の欄干からの眺めです。

天守の各階は展示場になっています。階段が急ですね。

一豊がかなり臆病だったのか長宗我部の残党の一領具足を恐れたのか、影武者を置いたり、天守の周りには石落としやしのび返しなど戦略性の高い城になっているのが見れます。

高い石垣にはいたるところに石落としが口を開けています。

三の丸の石垣です。

三の丸の石垣についての案内です。

本丸と二ノ丸をつなぐ役目を果たす詰門です。一階は籠城用の塩を貯蔵する蔵で二階は家老・中老などの詰所として用いられたとのこと。

天守から見下ろした詰門ですが本丸と二の丸を渡しているのがよく分かります。

詰門についての案内板です。

二の丸から天守を見上げた光景です。

山内一豊の全国の転戦の図がありました。秀吉、家康と従順に仕えたことで出世していきました。

高知城についての史跡紹介もありましたので参考にします。


街の観光にたいへん便利な路面電車ですが、何台か海外仕様の電車が走っていて楽しいですね。

社内もヨーロピアン調でおしゃれです。ただ降車ボタンも料金表もないので車掌さんに手を挙げて伝えなければいけないのです。(笑)

こちらはノルウェーオスロ市電の車両とのこと。新しいものを街に取り入れる息吹を感じます。

日本本来の路面電車にも趣がありますね。

前に龍馬の像が建つこのホテル南水ですが、ここは龍馬が生前住んでいた屋敷跡に建つホテルということで龍馬ゆかりのホテルと言われています。

龍馬に関する資料や写真などがたくさん展示されています。

このように手書きの紹介パネルも掲載されています。


路面電車から高知の有名居酒屋の葉牡丹さんが見えました。昼間から飲めますし吉田類もテレビで来てましたね。

時間があったので高知の商店街をウロウロとしていました。


なぜか高知で流行っているぼうしパンです。駅のパン屋でも食べれました。

2日間歩き回ってクタクタになりましたので温泉を探しましたが、高知は暖かいせいか温泉は無いそうで、唯一日帰り温泉がある三翠園で入ることができました。

JRの特急南風もアンパンマン仕様です。

高知龍馬空港に戻ってきました。

龍馬の像は全国にいくつあるか数え切れませんね。

これから東京へ帰ります。

さらば、高知。


2日間の旅でしたが坂本龍馬、長宗我部元親、山内一豊と3世代の史蹟を追いかけての歴史探索を楽しみました。食べ物もカツオはもちろん、魚が美味しいので酒が進んで楽しかったです。昼間から酒飲んで人生を大いに楽しもうという気概が感じました。
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