高山駅から観光バスで白川郷を目指します。大人気の観光地なせいか高山から白川郷には複数の会社からいろいろなバスツアーが出ています。今回はネットで探してみて午前中で帰ってこれるツアーを申し込んでみました。片道約50分のバスの旅です。
バスは最初に展望台に立ち寄って白川郷の全景を見せてくれます。午前中だったためかバスはまだ2台だけですがピークには待ちができるほどの人気の場所ということです。
展望台から見下ろすとなんかおもちゃの家のような形の屋根がいくつか見えていました。地形から見ると白川郷は山の間の盆地でいかにも雪が積もりそうな場所だと感じました。
少し望遠にして見ると確かに合掌作りの家々がたくさんあることがはっきりと分かります。すごい光景です。白川郷は1995年富山県の五箇山と共に「白川郷と五箇山の合掌造り集落」として世界遺産文化遺産に登録されています。
アップで見ると確かに一軒一軒が合掌作りでしかもけっこう大きくて3階建てになっているのが分かります。屋根の作り方が独特であるのが分かります。
いつの間にか団体で観光客が増えてききました。後方の盆地にたくさんの合掌屋根が一望できなかなかの絶景です。展望台にはボランティアの方が写真を撮ってくれています。
バスはいよいよ近くの駐車場に入っていきます。実際の建物を見学したいと思います。
駐車場近くの美術館もきれいな合掌作りです。
途中庄川にかかるであい橋を渡って白川郷へ向かいます。橋の上で写真を撮る人が多いので人が渋滞することもあるようです。
本通は車が通る大通りですが両側にお土産物屋や合掌家屋が並びます。
本通りのすぐ側に立派な合掌造りの屋根が張り出していますね。すぐ下を通ると恐いくらいですね。
こちらは白川郷最大級の合掌造りの長瀬家です。屋根も年季が入ると苔が生えるようです。
白川郷最大級の長瀬家についての案内板が出ていました。5階建てと書かれています。
無造作に建っているのが多い中でこの3棟は整列していて写真スポットですね。
田んぼに連なって建つ姿がなかなか趣があります。
こちらは珍しい2棟がつながった合掌作りの家屋です。
こちらの神田家さんでは合掌作りの家屋の中を見学することができます。他にも何軒か見学できる家があるようです。
1階では実際に囲炉裏に火がたかれていていました。
こちらは中2階ですが階段の急さがよく分かります。
こちらは2階ですが広さがあります。全体にススけているのか床も壁も天井も真っ黒です。
こちらは3階ですが階段はかなり急なのが分かります。
最上階の先の部分ですが大きな柱を縄でしっかりとつないでいることが分かります。
最上階の窓からの眺めですが遠くには先程バスで立ち寄った展望台が見えていました。
こちらは明善寺というお寺ですが本堂、庫裏、鐘楼とも合掌造りになっており珍しいですね。
合掌造りが多く見られる民家園という地域がありましたので散策させてもらいます。岐阜県重要文化財指定建造物9棟を含む全26棟の建造物を保存公開しています。合掌造りもいろいろな形状がありますね。
こちらが受付を兼ねる家屋ですがこちらもきれいな4階建てですね。
近くで見ると屋根の厚みに迫力あるのが良く分かります。屋根だけでかなりの重量があると思います。
林の中に建つこちらの合掌造りは5階建てですね。色もこの時期の風景とマッチしていて絵葉書のように美しいですね。
こちらは白川郷の中にある白川郷の湯です。ここに来る前からぜひここの温泉に入ろうと決めてました。中の写真は無いですが少し濁りのあるナトリウム泉で体がよく温まりました。
温泉の露天からは庄川を見下せます。川のせせらぎを聞きながら露天を楽しめてすっかり癒されました。
お土産やもたくさんありますので散策も楽しいですね。
楽しいお土産やさんがたくさんあって外国人で賑わっていました。
飛騨で良く見るこの人形はさるぼぼと言いますね。昔からこの地域に伝わる猿の赤ちゃんを表した人形の様です。
こちらは合掌造りのお蕎麦屋さんです。こんな建物で食べるお蕎麦は美味そうですね。
高さは無いですがこのであい橋は名所になっていますね。
いつの間にか観光バスが増えてきましたがまだまだ増えるのではないでしょうか。外国人が多いですし高山だけでなくや北陸、長野からもバスが来ていました。
今回はまだ山の頂上あたりにしか雪が無い状況でしたが、1-2月の積雪の時期がライトアップされたりしてさらに人気がありますね。できれば雪の頃の白川郷をもう一度訪れてみたいです。今回はシーズンオフでしたがそれでも観光客が多かったです。
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