岐阜での仕事を終えてバスにて郡上八幡へ旅します。郡上八幡は郡上踊りが有名ですがさすがに夏には来れませんでした。でも私としてはお城も見てみたいですしちょうど今はもみじ祭りを開催中とのことで、夜入りになりましたが初めて郡上を訪れました。

まだ6時ですがもう真っ暗です。旅館についてカーテンを開けたら目の前に青く光る天守が登場。今週末まではもみじのライトアップをやっていますが、この2日間は天守のブルーライトアップも行われているとのことです。9時までは大丈夫とのことでしたので早速出かけます。

天守までは800メートル位らしいですが近づくと天守の姿がだんだんと浮かび上がってきます。

着いたばかりでまだ街全体のイメージも分かっていませんがとにかく山城の天守を目指して登って行くことにします。

ここがお城への登り口の様です。夜ですが

なかなか雰囲気のある灯りに沿って登って行きます。

途中お城の案内図がでていましたが写真スポットもあって楽しみです。

郡上八幡城の由来が書かれていましたが正直あまり明確には理解できてないですね。

ちょうど天守炎上と呼ばれる紅葉祭りが開催されています。

石垣と暗闇に浮かぶ紅葉のコントラストが独特の雰囲気を出しています。

夜の空に青い天守と櫓が青く浮かび上がっています。なかなか見れないですね。

4層5階の天守閣が青く浮かび上がっています。12日から15日のたった4日間しか見れないのを見ることができて超ラッキーです。

私もここで知ったのですが山内一豊の妻・千代は郡上八幡藩主遠藤盛数の娘という説があるそうです。郡上の街では千代の生まれた里という看板をよく見ました。

こちらは遠藤慶隆どのです。郡上八幡城や城下町の建設に努めた人です。

こちらは山内一豊どのとこの郡上で生まれたと言われるお千代どのです。一豊の出世を支えた賢夫人です。

昭和8年に創建された日本最古の木造再建天守ですが古いという事もあって廊下がきゅきゅっとよく鳴ります。階段もかなり急角度です。

天守の最上階の様子ですが、郡上の街を一望できます。

天守から見た郡上の街の夜景です。

かつての城主の鎧・兜が展示されています。

白壁ですので青いライトが浮き立つのでしょうね。

青き城という名前でしょうか。

この日は快晴で空には月が出ていました。かつての城主もこうやって月を眺めていたのでしょうか。

青い月と青い世界。

夜の紅葉もなかなか見ごたえがあります。

紅葉のライトアップと櫓のブルーライトアップのコントラストが美しいです。なかなか見ることができない光景です。

下りの石段ですが紅葉ばかり見ていますが足元には落ち葉が散っているのが良く分かります。

麓には山内一豊とお千代さんの像が馬を買う場面の像がありました。後方には天守が浮かび上がっています。

街に降りてきましたので少し夜の街を歩いて見ます。この明るい路地は有名な宗祇水の湧く場所ですね。

環境省が選定した「日本名水百選」の第1号に指定されたことで有名になった由緒正しき湧水です。水の街のこの地域の人たちもずっと大事にしてきた湧水ですね。じっくり見たいのでまた明日期待と思います。今日は引き揚げます。

旅館では夕食が出ないので近くの居酒屋で済ませました。どこでも鮎が名物です。

ホテルではなくこういった旅館の和室で眠るのはとても好きですね。でももう暖房が必要になっています。

おやすみなさい。明日は郡上の街を散策してみます。(30)