まだ寒さが本格的になっていない12月ですが仕事で小諸市へ向かいます。小諸市と言えば100名城の小諸城が有名です。穴城というのはなかなか見ることができませんね。再訪ですが見て回ります。

東京からは小諸にはいろいろな乗り換え方法がありますが、今回は素直に軽井沢で乗り換えます。軽井沢でちょっとひと休みです。軽井沢駅を出ると天気は快晴でそれほど寒くはないですね。

下界には雪が無いですがスキー場には雪があるようで滑っている人が見えます。

しなの鉄道の軽井沢駅です。

軽井沢らしいしなの鉄道の駅舎です。

この電車で小諸へ向かいます。

車窓からは快晴の浅間山から噴煙が上がっているのがよく見えます。

小諸駅につきましたが、ホームには謎のキャラクターがお出迎え。

小諸駅前の風景ですが、長野駅とか雰囲気がよく似ていますね。全く雪が無かったのが意外でした。

駅から小諸駅には地下道を通ってすぐ三の門に着きます。

小諸城の縄張り図です。山の尾根や川の堀など自然な形を使った天然の要塞のお城です。

駅のすぐに三の門です。仙谷秀久に創建されましたが現在の門は1765年の再建です。

徳川家達筆の額です。

仙石秀久の築いた城ですが、この武将も波乱万丈の人生ですね。四国征伐の功績により淡路5万石の大名にのし上がったわけですが九州征伐で失態し高野山に一旦追放させられた後、小田原征伐で認められて見事大名に復活したわけです。

上田合戦の時に秀忠の陣地になったのがこの二の丸と言われています。

天守閣の石積みは野面積みです。

天守台ですが最初は三重の天守があったということですが落雷にあって焼失したということです。

雪が無いのあまり寒く無いと感じていたんですが池を見ると噴水が氷り、鯉も氷の下で寒そうに凍えているようでした。

山本勘助が使用したと言われる鏡石です。

虎口の向こうの本丸に建つ懐古神社です。

懐古神社にお参りします。

 門の脇には徳川秀忠が第2次上田合戦で、最初に本陣を置いたのが小諸城の二ノ丸ですが、三の門の横に「憩石」があります。この石に腰を下ろして休憩したといいます。 

懐古園から線路をくぐって2,3分ですが小諸城の大手門があります(国指定重要文化財)。瓦が使われていたために瓦門とも呼ばれていたそうです。

平成になって修復・復元されたものです。

案内板が建ちます。

駅のホームには小梅線の電車が並んでいます。

 

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