曇天の

秋の日

古いコインパーキングの片隅で

タカラ缶チューハイを啜りながら

ハラハラとしている


ある朝 僕は 空の 中に、
黒い 旗が はためくを 見た。


と中也はうたった


中也は立派な詩人である

偉大な詩人である