2013年、新卒採用の最終面接が進んでいます。
面接といっても、私は最初に
「志望動機・自分の長所・短所は聞きませんから
覚えてきた言葉は忘れてください」とお伝えします。
それよりも、私は目の前にいる学生さんのキラリとした
一面を知りたいからです。
面接は、結構長いです。 1時間になることも。
先日面接した、学生さんの場合。
コアラドライブの卒業生でした。
コアラドライブに通っているときから、この会社に入りたかったそうです。
教習の時に、あるインストラクターさんが
「この仕事は大変だけど、面白いし、ここはいい会社だよ」 と
さりげなく話した言葉がずっと心に残っていたそうです。
そして、その学生さんはとある飲食店でアルバイトをしていて
偶然、コアラドライブの社員さんが何名かで食事に来たそうです。
その時に、その子の名前を覚えていて
「コアラドライブに通っている○○さんだよね」 と話しかけたそうです。
また、食べに行った社員さんたちが本当に仲が良くて
その学生さんは、ますますコアラドライブが好きになったそうです。
採用って、企業説明会がスタートじゃないんですね。
私たちの日頃の振る舞い、行いが
ものすごく大切なんでしょうね。
そんなコアラドライブの社員さんの、さりげない一コマが
学生さんの心に響いていたんですね。
採用って、年中無休ですね。
面接では、こんなお話もたくさん聞けます。
一人ひとりの学生さん、とても魅力的な人ばかりです。
ゆとり世代は・・・・とか
今の若いことたちは・・・・と
よく問題視する人もいますが、私はそう思いません。
バブルも知らず、好景気もしらず、生まれた時から
厳しい経済環境で育っています。
とても堅実で、タフな一面を持っています。
それを引き出せるかどうかが、採用した企業の力量を
問われているんじゃないかな。
学生さんから、教わることは多いですよ。
一人ひとりの出会いに感謝します。
さとこ