夕方から経営研究会のリーダーシップ委員会に
参加してきました。
日ごろ大変お世話になり、尊敬している
黒田精機の黒田社長さんが
「激変の中でもリーダーシップ」 というテーマで講義されました。
こちらの社長ほど、時代背景に左右され
この激流を乗り越えてきた人はいないと思います。
しかも、この方物腰がいつも穏やかなのです。
そんな黒田社長
時代の激変の中、会社が究極に追い込まれた時にしたこと。
1.正確な情報の共有
2.目標と目的の確認
3.経営者の意思決定
この3つだそうです。
会社が苦しい時ほど、正確な情報を全社員さんに伝えるのは
精神的にも、辛いです。
それを受け止める社員さんの心境も考えるとなおさらです。
社内が混乱しているときに、 1・2 のことは、なかなかできるものでは
ありません。
最後、3の経営者の意思決定。
どの社長さんも あらゆるリーダーも かなわず言われます。
「生きるか死ぬかの究極の時は、みんなの意見を聞いてなんて
やっていたら、生き残れない。
そういう時こそ、究極のトップダウンしか生きる道はない。」
もうだめかもと追い詰められたとき
自分の責任の下の意思決定ができなくてはならない。
そんな時こそ、本当の社長力が問われるのだと思いました。
一年前の今日
リーマンブラザーズ の破綻が報道された日ですね。
もう、あれから一年経ちます。
そんな時代になっても、環境が変化しても
筋肉質で強い会社を作らなくては。と日々考えています。