今日は盛和塾名古屋、機関誌の熟読勉強会に行ってきました。
志の高い利他の精神をもった経営者さんの集まりです。
良い人たち、いい言葉に触れてきました。
『克己』 (こっき) という言葉をはじめて聞きました。
己に打ち勝つ という意味だそうです。
とある女性経営者さんですが、毎年この時期に滝行に
行くそうです。
雪解け水の冷たい滝の中に入ることは、勢いではなく
己に打ち勝つことなのだそうです。
そこで、己というものがいかにこだわりのあるものか
なかなか超えたれない自分の壁に出会うのです。
そして滝に入ると、冷たいというよりもすべての細胞が停止している
感じがし、滝から出た後にすべての細胞が動き出す感覚が
するのだそうです。
そして 『忠恕』 (ちゅうじょ)という言葉を知りました。
難しい言葉ですが、
忠 は、まごころと言うこと。つまり、誠。
恕 は、相手の立場に立って許すこと。 つまり、愛。
この忠恕の心がリーダーの心構えだそうです。
ゆるす。という行為は本当に難しい。
相手のすべてを受け止めなければ、ゆるせない。
それくらいの広い心を持つのは、本当に至難の業です。
それでも、そうありたいの願い、少しずつの努力を積み重ねることで
忠恕 の心は養われるのではないでしょうか。
稲盛塾長の哲学は、心の奥底に眠っていた勇気が
湧きあがってくるようで大好きです。
こんな天気の日は、さっさと家に帰りたいけれど、
勉強会に行ってよかった。