木曜日のケーススタディの勉強のことです。
ケーススタディ後にケース提供者の経営者さんから
感想と質疑応答がありました。
誰もが目指すような、素晴らしい経営をされている経営者さん。
社員さんもいる中、おそらく初めてであろう涙をグッとこらえながら
「死んだオヤジに、私もあの世に行ったとき、
“よく頑張ったな。” と褒められたい。
その一身です。」
と語られました。
どれだけ立派な経営者でも、誰もが認める経営者でも
親の存在は何よりも偉大でした。
私もグッと来ました。
松下幸之助翁が晩年、癖でご自身の頭をよく撫でていたそうです。
その癖を 「何故、そんなに頭を撫でられるのですか?」
と誰かが聞いたそうです。
「ここまでよく頑張ったな。 と自分で自分を褒めてあげたい。」
誰もが、いつも自分自身認められたい・褒められたいと願い、
その思いが原動力になっています。
日本人は自分を認めることが苦手な民族です。
でも、 『よく頑張ってるよ』 とまず、認めてあげることって
大切じゃないかな。