私が子供のころ、小学校で将来の夢というのを
毎年のように書かされたものです。
そこで必ず男の子は 「総理大臣」「野球選手」
「社長」 などと書いたものです。
今はその割合が下がってきているらしい。
先日ある新聞の１面の下にあるコラム（天声人語のようなもの）に
こんなことが書いてありました。
「わたしが人生を知ったのは、人と接したからではなく、
本と接したからである」
ノーベル文学賞 作家アナトール・フランス
あぁ、いいこと書くな。と感心。
が、そのあとに首相が休日に本を何冊か買いこんだ
ことについて書いてありました。
最後は、首相の皮肉めいた批判で終わっていました。
確かに色々と言いたいことはあると思う。
でも、新聞のこの欄って、学生が学校で読みなさい。と
先生に言われる所なんですよね。
子どもたちは一体何を尊敬すればいいのだろうと、思わないかな。
たった小さな欄だけど、ここの影響力は大きい。
読んだ人の心の豊かさにつながる内容や、世間を斜めではなく
正面から見る力を養える文章であってほしい。
と思うのは私だけだろうか。。。。。
将来の夢 『総理大臣』 という世の中はそんなに悪くないと思う。
私の小さな独り言でした。
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