今日届いた手紙にこんなことが書いてありました。
『経営は、経験の科学である。
どんなに知識があり、勉強ができ、理論的であっても、
経営が上手で上手くいくかというと、必ずしもそうではない。
経営は、成功の経験と同じように、
失敗の経験を数多く必要とする科学なのである。
致命的にならない小さな失敗の経験を、若い頃に持つことは
重要なことである。
しかし、人間は誰でも、
限られた時間の中で、そう多くの経験を積むことはできない。
書に頼り、師に指導を受け、あるいは経験した人の貴重な体験を、
自ら体験したのと同じように聴くことが大切である。
それが、経験という場を踏まないで、生きた経験をする近道なのである。』
素直に心に響いた文章でした。
失敗も時として必要なことだと思います。
失敗をしたことがない人は成功もしない。
しかし、失敗を生かさない人には未来はない。
経験できるものには限りがある。
だから、大きな大きな視野を持ち、
先入観を持たずに、まずは受け入れる心が大切なのではないでしょうか。