今日の夜。


福田首相が辞任されました。


1年に満たない、任期となりました。


これを 「無責任だ」 「投げ出した」 「ひどいものだ」 と皆一同に批判する。 


私がもし首相の立場だったら、精神的にもおかしくなりそうです。


年金問題、燃料の高騰、あらゆる不祥事、景気の低迷・・・・


全て「総理」「総理」 と一同から攻め立てられて、「能力がない」だの


「国民から支持されていないなど」 耳をふさぎたくなることばかり入ってくる。




私は短い間の任期ではあったけれど、ここまで務めたのは大したものだ。と


政治がわからないなりに思い、感謝するのです。


それにしても、なぜみんな、人のあげ足を取るようなことばかり言うのだろうか・・・・




き否定することは、楽で簡単なのだろう。


肯定して支持することは、「他の人に否定されたらどうしよう」と怖いのだろう。






総理大臣は、日本国家の長であります。


これも一つの組織体です。


そして社長は、会社の長です。


お父さんは、家族の長です。


大なり小なりあるけれど、みんな組織には違いない。





小さい組織で考えてみた。


お父さんは変わりがいるものではないけれど、もしお父さんを


非難し、認めない家族があったとします。


きっと、お父さんは力不足ながら、精一杯努力しています。


それでも、家族がお父さんを責め続ける限り、その家族はよくなりません。


会社でも一緒です。


会社の長、上司の悪口ばかり言っていては何も解決されないのです。




国家も会社も家族も、みんな最終的には同じ思いがあるはずです。


ホントはみんな今よりも、もっと良くしていきたい。と願っている。


まずそこに気付くことです。


そして、ベクトルを合わせ、皆で協力し合うことです。




否定的なことを言っている限り、何も生まれません。


まして、自分の国のリーダーを悪く言うことは、それを選んだ議員、


議員を選んだ私たちが、愚かだったと言っているようなものです。





もしかしたら、私が間違っているかもしれないけれど、


こんなに人を責めあう世の中は虚しさが残ります。


自分の国のリーダーを責める国は、外国諸国から見たら


愚かに見えているのではないでしょうか。。。。





人を変えることはできないけれど、少なくとも自分は


悪口や不平を言っているだけの人になりたくない、と思うのでした。