夏の養生茶  玉米鬚茶(ぎょくべいしゅちゃ)

~トウモロコシのひげ入り麦茶~

 

 

 『玉米鬚(ぎょくべいしゅ)』

 こう書かれると、『どんなすごい生薬なんだろう?』って感じですが、

 ぶっちゃけ、トウモロコシのひげです。

 

 玉米=トウモロコシ

 鬚=ひげ

  そのまんまです。

 

 『ま まさか、 あ あの“玉米鬚”が、この眼前に…… 』

 『知っているのか、雷電!』

 ……、お決まりのネタに走りたくもなる、ってなモンです。

 

①用意するのは、トウモロコシのひげ。

 黒い部分は捨てて、白いひげを集めます。

②そのヒゲを、500~600Wの電子レンジで2分以上温め、乾燥させます。

 長めにレンチンすると香ばしくなりますので、様子を見ながらお好みで。

 焦げない程度に、どうぞ。

③レンチしたトウモロコシのヒゲを麦茶の元に加え、熱湯を注ぎます。

 お茶を淹れる時間は、お好みで。時間を置きすぎると、味が濃くなりすぎます。

 

玉米鬚(ぎょくべいしゅ)は、中医的には以下の作用があるとされます、

 味は、甘。

 性は、平。

 効能は、利水消腫(むくみや尿量の減少を治す)と、退黄(湿熱の黄疸を治す)

 

 なんだか、懐かしい感じの味のお茶です。

 夏バテ気味のあなたに、おススメです。