信州旅行記 ② 別所温泉の巻②
「上田電鉄別所線」
上田電鉄・・・
北陸新幹線上田駅から別所温泉駅をつなぐ鉄道。
昨年の台風によって千曲川橋梁が崩落して隣駅とはバスで行き来となって
います。
でも来年3月には全線開通の予定です。
代行バス車内より。
“頑張れ別所線”のHM。
有名な丸窓電車に擬した車両。
今年開業99年、全線開通で100周年の来年は元気モリモリ。
あれ、見慣れた電車・・・1000系とすれ違い。
私の育った東京・目黒を走っていた東急の車両です。
駅で見た掲示(写真↓)と帰宅後ウイキペディアで検索したら、上田電鉄は
なんと1958年に東急グループ入りしていたのです。
東急の創業者五島慶太が上田市の隣村の出身での縁なのですね。
東の五島、西の小林(阪急創業者)と言われ、私の若いころは西武の堤と
伊豆や箱根で強烈な買収合戦を演じていました。
“強盗慶太”という有難くない称号も貰うくらいでした。
逆に東急の牙城渋谷に西武百貨店が進出した時はびっくりしたものです。
あたたかな雰囲気の別所温泉駅舎。
駅まで出迎えのマイクロバスに乗って旅館へです。
びっくりしたこと・・・
長野県では県庁所在地の長野(駅)でも、ほとんどの鉄道、バスで・・・
スイカカードが使えないのです。
第3セクターやローカル私鉄の経済負担と対価の兼ね合いだそうです。
その代わり、県内で使えるカードでやり取りしていました。
県民の皆さん、県外出た時・・・苦労しないのかなぁ。
東京など来たらJR、地下鉄や私鉄が入り乱れていますから。
私ら来県の者も苦労しましたが、観光うたう長野県です。
国や県、市の行政の援助でなんとかならないのかな。
信州旅行記③に続く