「北斎とジャポニスム」
モネ ドガ セザンヌ や ゴッホ も。
12月20日(水)に上野公園へ行ったのは、国立西洋美術館に
“北斎とジャポニスム“という展示を観るためでした。

館庭ではロダンのブロンズ像が日を浴びていました。




ジャポニスム_聞きなれない言葉ですが・・・
ヨーロッパで見られた日本趣味のことでフランス語です。
つまり19世紀後半の西洋の画家や芸術家に北斎や当時の日本の浮世絵が与えた影響が
大きかった事を物語っています。
それを検証するために、浮世絵や北斎漫画に出てくる絵と モネ ドガ セザンヌ などの
約220点との比較の展示会なのです。



写真右下のボタンポッチンで拡大の映像になります。
これなどまるっきり左右逆ですね。

ゴッホ展を開催中でやはりゴッホのジャポニスムという観点で取り上げています。
次回来館しようと思っています。



⑬ 売店にて。
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その他陶磁器や家具なども並べられてみると「なるほどな~」と合点がいきますね。
当時の西洋では宗教画が最上位にあり、植物画などは“枯れゆく運命”という事で
低位の評価しかなかったそうです。
それが浮世絵の“根を張って空を仰ぐ植物”の姿がプラス思考ということで西洋に
受け入れられてブームになったそうです。
北斎恐るべき絵師です。
館内は当然撮影禁止ですので、各種資料で比較写真を作りました。