「幸福の招き猫の豪徳寺」世田谷散歩 3
                        ネコネコネコ
 
 “東急電鉄玉電110周年記念”で幸福の招き猫が何故選ばれたのか・・・
 それは沿線に手招き猫発祥の地とされる豪徳寺(曹洞宗)があるからです。
 
      ①
イメージ 1
 
      ② 松並木が綺麗です。
イメージ 2
 
 
鷹狩の帰りに通りかかった彦根藩主井伊直孝に対して寺の飼い猫が手招きをした
ため、直孝はここで一休みすることにしました。
そして寺の住職からお茶の接待を受けている最中に空模様が悪くなり雷雨になった
のです。
「猫が招いてくれたおかげでずぶ濡れにならずに済んだ。これは縁起がいい。」と
直孝は喜びました。
これが縁でこの寺が井伊家の菩提寺となり、院号にちなみ寺の名前を豪徳寺と
改めました。
 
という由縁(HPより)での招き猫=豪徳寺ですが、まだ続きがあるようで・・・
 
貧乏だった寺も井伊家の菩提寺になったので裕福になり、これも猫のお蔭と寺でも
猫を優遇しました。
 
 両方にとっての幸福の招き猫だったのですね。
 
    ③ 仏殿。
イメージ 3
 
    ④ 同。
イメージ 4
 
 
     ⑤ 三重塔。
イメージ 5
 
 
   ⑥ 招き猫殿(招福観音)。
イメージ 6
 
  ⑦ 沢山の招き猫が・・・
イメージ 7
 
  ⑧ 奉納されています。
イメージ 8
 
      ⑨ 絵馬ならぬ絵猫・・・
イメージ 9
 
 
    ⑩ 本殿。
イメージ 10
 
 

尚上記のような事情で井伊家の菩提寺ですので、皆さんもご存じの桜田門外の変で
暗殺された井伊直弼もここに葬られております。
 
  ⑪ 写真右下ボタンポッチンで大きくなります。
イメージ 11
 
      ⑫ 広大な敷地の井伊家一族の墓所。
イメージ 12
 
    ⑬
イメージ 13
 
      ⑭
イメージ 14
 
 
 貧乏寺は誇張でしょう。
 建物も豪華で立派な寺院でした。
 
 小田急線で 豪徳寺 の駅名つけられてしまったせいか豪徳寺直近の世田谷線の
 駅は 宮の坂 になっています。
 因みに小田急線との連絡駅は 山下 です。ややっこしいですね。
 
 沿線の松陰神社や目青不動にも駆け足で回った約6時間の世田谷巡りでした。
 
                        この項 完