すみだ北斎美術館、富嶽三十六景、百景 展示
「凱風快晴・神奈川沖浪裏・山下白雨」
すみだ北斎美術館で葛飾北斎の有名な富士山版画の展示会が開催されていますので
昨日(7月12日)第2部を観覧に出かけました。
①

②

③ 生誕地あたりに館が建てられました。

④ 公園には富士山かたどった遊具が。

⑤ ④から右に美術館。

妹島和世によるユニークな形の館です。
⑥ 展示室内入ると精巧な人形。

⑦

⑧ 凱風快晴。

⑨ 神奈川沖浪裏。

➉ 山下白雨。

本館の建設が区議会で審議されていた頃は“また箱物か“と反対の声が圧倒的でした。
大規模な東京都の江戸東京博物館が近くにあり閑古鳥状態ということもあるでしょう。
でも時の区長、与党が押し切り建設に着工、北斎専門の展示館として昨年11月に開館
したばかりです。
現在の墨田で生まれ生涯の大部分を墨田で過ごした葛飾北斎の業績・・・
ゴッホなどへの影響とかを考慮すると専門の美術館で世間へ彼の絵を発信するのは
悪い事ではないと思います。
現実に当日も白人の観光客が結構いらっしゃいました。
現在のところ多くの集客ですが今後とも前向きな展示で賑わして欲しいものです。
本物を見るという幸せを感じた一日でした。
尚⑧~➉の富嶽三十六景のなかでの三大作品は常設展示室の複製で撮影可です。
企画展示室の富嶽絵は撮影禁止です。
追記 7/17 10:20
ブロ友の某氏から「常設展示室にある富嶽三十六景の額付き版画は本物です。」との
指摘を受け美術館に問い合わせしました。
“本物”だそうです。
考えたらそうでしょうね。
画家の描く絵は一枚ですが、版画は印刷機で刷るのと同じですから何枚も出来上がる
わけですから。
訂正いたします。
某さん有難うございます。