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「 碓氷峠鉄道文化むら 」
8月7日~10日、群馬県へドライブしてきました。
当地も連日35~40度という暑い天候でしたが、東京と比べるとそんな高温には
感じられない暑さでした。
「いつも駆け足的で、写真ばっかり撮っているので一緒に行くのがいやだ。」という
かみさんの言い分も採用し、近場をゆっくりという旅行になりました。
とりあえず行き先は私の希望で、鉄道ファン垂涎の的である列車博物館である
碓氷峠鉄道文化むらです。
① 入り口。

② 入ってすぐ クハ189系がお出迎え。
アブト式(列車の歯車とレール間のラックレールを噛み合わせて上っていく方式)線路。

③ 懐かしい国鉄ゆかりの特急です。

④ 運転席に座っての眺望。

⑤ 機器類。

このクハ189系は、それまでEF63系電気機関車のみの後押しだったものを
電車の動力も、EF63系で一括制御できるように改良された特急「あさま」です。
長野新幹線の開通による信越本線の廃線に伴い廃車になりましたが、今なお
中央本線特急「あずさ」として活躍しているそうです。
そういえば、団体臨時列車として総武線を走っている姿も見かけます。
⑥ 展示館。

⑦ EF6318。

⑧ 運転席。

⑨ シュミレーション画面で走る感覚を体験。

学科講習料 30,000円、実技講習料 5,000円で本物のEF63を30分運転できる
体験コースもあります。(びっくり!)
要予約と複数日かかるので断念。計画不足。
その他鉄道資料館の内容も見応えあり、子供連れにもぴったりの会場でした。
地図
科学と技術の賜物の信越本線のこれだけの施設を放っておくのは・・・という運動で
横川駅より北西方向ヴィレッジゴルフ場あたりまで(地図下の詳しい地図で見るをクリックして
頂くとわかります。)旧信越本線の下り線レールを使ってトロッコ列車は走ります。
⑩ トロッコ列車「シェルパ号」、夏休みの子供づれでほぼ満員。

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⑬ 上り線の軌道を観光道路に整備。2本のレールが埋めこまれていますね。

⑭ 66.7パーミル(後注)という急勾配を上っていきます。大した勾配に見えませんが・・・

トロッコ列車は、峠の湯駅までですが、線路はこの先軽井沢まで続いています。
そこまで営業開通させたいというのが関係者の願いだそうです。
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⑯ 屋外展示のEF63。

⑰ 同、キハ系(気動車)

本来は終着駅から有名なめがね橋の廃線跡の散策も予定していたのですが
かみさんの「下で待っているから一人で行って。」ということとあまりの暑さで断念しました。
今地図を見たら駐車した横川駅からめがね橋まで車で行けるのでしたね。
時間に余裕があったのに残念!ここでも計画練り不足でした。
後注 66.7パーミル
1000mで66.7mあがるという勾配。=15mで1m高くなるということ。
もっと分かり易くいえば、国鉄(JR)の車両は20mほどですので、
同じ車両の前と後ろで1mの段差があるということです。
因みに関ケ原の勾配は25パーミル。勾配のきつさが分かりますね。
峠の釜飯を食べたりしながら早目でしたが磯部温泉へ向いました。
群馬の旅編 続く予定。