東京スカイツリー50ヶ所からの定点観測 
       震災・空襲イチョウ
                   北方向  定点飛木(とびき)稲荷神社
 
 
今朝(129日)のNHKテレビで大手町の皇居お堀端のイチョウが話題になって
いました。
関東大震災に半身燃やしながらも当時の懸命な蘇生技術で生き返って現在も
咲いているという話題でした。
昨年の東日本大震災での一本だけ奇跡的に助かった松は懸命な救命活動にも拘らず
海水のため枯れてしまいましたが、こちらはいっぱいの黄葉をつけて、
道行く人に大きな希望をもたらしているという明るい話でした。
 
     ① テレビより堀端のイチョウ。
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      ②
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この報道を見て、スカイツリーの間近にある飛木稲荷神社にもこんなイチョウが
あったなぁと思い出し、出かけてきました。
こちらは昭和20年の東京大空襲での罹災に遭いながら延焼を食い止めたという
イチョウです。
 
  ③ 暖かく見守るスカイツリーと。
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  ④ 根元の幹は焼け跡も生々しく・・・
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  ⑤ ・・・幹の中は焼け半分ほど空洞です。
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  ⑥ 高さ15m、太さ4.8m。墨田区で一番高い樹木で昭和51年保護樹木に
        指定されました。
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  ⑦ 落葉期ですがまだいっぱい葉をつけています。
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  ⑧ 説明文。
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                                 飛木稲荷神社 墨田区押上230


二本のイチョウ奇しくも同じような災害に遭いながらも立ち直ったその元気な様が
沢山の人の生きる指針になっているようです。