「 原発事故による悲惨な観光地 」
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7月30日より三泊4日での栃木県日光、群馬県片品での旅行から本日 (8月2日)
帰京しました。
もう秋のたたずまいで日中でも21度~の所から、サウナ状態の東京に飛び込み
旅の疲れというよりか暑さ負けでガクッと来ている現在です。
行き先の写真を羅列する記事ではない旅行記をアップしてみました。
■ 霧 降 高 原 ・ 大 笹 牧 場
① 真昼の12:22の外温。カーエアコン要らず。

② もう秋の気配、近寄っても逃げません。

③ 子供が喜びそう・・・

自然環境は見ためはいいようです。
でも・・・
④ 東京ドーム77個分の広さに牛が一頭も見当たらず、牧草が伸び放題の牧場。

⑤ 牧場のレストハウスに到着。

⑥ ガラガラの駐車場と、目に染みる青々とした風景。

何でも、この辺も福島原発事故による汚染があり、その牧草を食べる牛の乳も肉も
飲み食いできないという風評被害で売れず、牛たちよそへ引越ししているそうです。
本来なら逆によそから牛を集め、暮らしの糧にしていたのに、そういう金も入らない
ばかりか、自分の牛も預けなくてはならない破目に陥っています。
⑦ いたっ~、羊だぁ~(感涙もの)

ガク~ッ・・・⑤の牛と同じ置き物でした・・・
所変わって
■ 戦 場 ヶ 原
⑧ 以前は蟻の行列状態だったハイカー、一人もいません。

今まで修学旅行や社員、家族旅行やらでは、日光に10回ぐらい来ております。
その全ての行程で、いろは坂は無論のこと、華厳の滝とかの名所なども大変な混雑で
駐車場に入るだけで1時間待ちも当たり前でした。
それが町なかにも名所にも観光客の姿は珍しい有様で、お土産やはガラガラです・・・
この8月1日に、スカイツリーが開業72日目で天望デッキの来場者が100万突破したと
いう嬉しい快挙も、こういう現実見た日に知って複雑な思いです。
旅行記続く予定