脳外科医・美容外科医の私が「JIN- 仁」を観て想うこと:医師として目の前の人に出来ること | ロンリー侍ドクター近藤惣一郎・己との闘い 自分を信じ切るために.. 「ロンリーだけど 元気になるブログ!」

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こんにちは
4月からスタートした日曜劇場「JIN-仁」の続編、
初編同様 興味深く 私も観ています。

初編の時も ブログで
私なりに このドラマから想うこと 感じること
そして 学ぶことを 書き記しました。 

続編に関しても
医者として 人として そして一人の男として
想うところを 時々 再び 書き綴ってゆきたいと思います。

私は医師になって24年経ちます。
歳だけはとり 年数でいえば ベテランとは言えます。

しかし 大沢たかおさん演じる 
南方仁先生の 
「医師として 目の前にいる人々のために
出来ることを 毎日 精一杯 行おう」という
生き様には 心から 感銘を受けます。

高度な医療機器をはじめ 
恵まれた医療環境にあった脳外科医が
いきなり 幕末の江戸時代に一人放り出されれば

医師として 人のために何かしようと思っても
「あれもない、これもない」と
途方に暮れ、ともすれば
自分の能力を発揮することを諦めてしまうことも
十分あります。

幕末の江戸時代は 極論としても
現代においても
我々医師は
働く場所 環境を 
自分で選んだり 自由に整えたりすることが
実は なかなか出来ません。

もともと 高度な設備が備わった大学病院や
大きな総合病院にいた医師が

異動で 十分な設備のない 地域病院に
赴任することも 日常茶飯です。

それは どんな地域 土地であっても
人々が生活している限り 
医療を行う医師が 必要だからです。

しかし そのような医師が 
今まで 大きな病院で行って来た
全ての治療を まったくそのまま
その土地の人々に施すことは出来ないのです。

3月の地震と津波で被害を受けた土地で
頑張っている医師達にも 
少なからず それは 言えることだと思います。 

環境の変化 逆行で
中には 仕事に対する モチベーションを
大きく 減退させてしまう 医師もいます。

でも医師は
このような環境の変化に対応しながら
自分に出来うるベストを
目の前にいる 患者さんたちに 提供し続けてこそ
医師と言えるのだと 思います。

現代にあっては 特に、我が国のような先進国では
医療が 非常に細分化、専門分化され
それぞれの分野に専門医制度が採用され
あたかも その分野の専門医でなければ
医師は治療をしてはいけないような状況になっています。

たとえば 脳は脳外科医 心臓は 心臓外科医
胃腸は 消化器外科医 といった具合です。

勿論 それは 国民が
安心して あるレベル以上の治療を
受けられるためには 有益なシステムです。

しかし そのことは
もし ある医師が 専門外の治療を行い
すこしでも なにか 生じれば
訴訟問題に発展する基盤でもあり

現代の医師が
目の前の患者さんに 出来ること全てを
行うという観点では
制限を加える 大きな要因にもなっています。

確かに 人の体、命を 扱う以上
医師には 行う治療に関する 
十分な知識 技量  そして なによりも
自分自身が 最後まで責任をとるという
責任感がなければなりません。


南方先生は 
幕末の世で 本来自分の専門外である
乳がんや 盲腸などの手術も行います。

それは 目の前にいる 患者さんのためであり、
彼自身が 全責任を負う形で行っています。

彼の後ろには もう誰もいません。
治療が上手くゆかなければ
自らの命を落とすことになるような
ぎりぎりの手術もありました。

そして 脳外科医の南方先生が施す
一見 専門外と思える医療は
実は しっかり 元来の専門分野の修練で得られた
知識 技量 経験があってこそ
実践されていると思います。


高度な医療設備 医療環境に囲まれていた
脳外科医が 
自ら開業した 小さなクリニックで
美容外科医として活動する
私の 今の境遇は 
ある意味 時代を逆行した
南方仁先生の境遇と 
合い通ずる部分があるのかもしれません。

しかし、脳の病気を治すことも
人の顔に関するコンプレックスを治すことも
患者さんに喜んでもらえることであり

そのことが
医師にしかできないことであれば

私は そこに 敷居を作ることはせず
私を頼って来てくれる患者さんに 

医師として 出来うるベストを
自らの責任で 生涯 尽くし続けることが
自分の生きるべき道と 決意しているのです。



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