脳外科医、美容外科医、沖釣りアングラー・医学博士
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昨日から 函館で 脳外科の仕事です
普段は なかなか
ゆっくり ＴＶを観ることは出来ないのですが
寧ろ 当直中は
救急の合間に ＴＶが 観られます。
そんな中 たまたま 観る機会があったのは
TBS日曜劇場「JIN- 仁-」でした。
大沢たかお氏 演じる 脳外科医が
幕末に タイムスリップし
時代の渦に巻き込まれる 話です。
今日の 放送では
前頭部を 刀で斬られ
硬膜外血腫（エピデュラ）を負った武士や
馬に蹴られて 側頭部の頭皮を挫滅
浅側頭動脈（ＳＴＡ）から 出血する
街の女性を
この時代に たまたま 持ち込んだ
救急処置道具と ノミや金槌を用い
「医師としての本能的な使命感」をもって
何とか手術して 救う シーンがありました。
専門的に観ると
両患者とも 頭蓋内に 脳挫傷や 硬膜下血腫などが
合併していれば
このような 単純な話では済まされないのでしょうが
もし 私が同じような立場に立たされたとしたならば
やはり なんとかするだろうな…
そんな 興味深い 視点で 観ていました。
幕末への タイムスリップは無いにせよ
十分な手術道具も無く、検査も出来ない環境、
たとえば
地震などの災害地や 戦地などで
周りで人が 創を負えば
やはり 出来るだけのことを行うと思います。
そして もう一つ 今日のドラマを観て感じたことは
時代時代で 医療レベルや
人々を脅かす疾病の種類に 差はあるとしても
今も昔も
一般の人々は
外傷や疾病に 対して 無力であり
祈るしかありません。
我々医師が 頼りなのです。
そして 我々が 結果を出すことが出来たなら
そこには 沢山の人々の
笑顔が 生まれると言うことです。
時は流れ
命を救ったり 病を治すことだけでなく
お顔の若返りまでも 現代では
医師の仕事の一つになりました。
どんな環境や立場であっても
出来るだけのことを
「本能的」に 行い 人々の期待に応える
それが 医師としての大前提だと思います。
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10 月13日
11月４、25日 が 予定日です
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大阪院で お逢いいたしましょう。
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