久しぶりの京都 | ロンリー侍ドクター近藤惣一郎・己との闘い 自分を信じ切るために.. 「ロンリーだけど 元気になるブログ!」

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久しぶりの京都

こんにちは

先日 久しぶりに 日中 京都で過ごしました。

関西に住んでいるときは 泳げる日は ほぼ毎日
東山にある WESTINで 泳ぐようにしていました。

今でも 関西に帰り 夜、家族と食事をするとき、
子供が のびのび出来、
好きなものをチョイスして食べられるので
このホテルの二階にある「アクアブルー」という
ビッフェに 良く行きます。

今回は 一泊したので、朝ご飯もホテルで食べ
日中の京都を 窓から眺めることも出来ました。

写真では 右側に東山の山並み、
大文字山 そして 遠くには比叡山があり

岡崎公園 平安神宮 京都会館 そして その向こうには
母校、京大病院の建物も見えます。

以前は 当たり前に 思っていたこの景色が
やっぱり 離れると なかなか 良いものです。

背の高い建物が無く、あちらこちらに見られる緑に囲まれた寺院、
時代の流れで 多少 新しい建物が出来ても
景色全体を覆う、独特の匂い、雰囲気、空気は
やはり 京都独特だと思います。

この日は 金閣寺近くの今宮神社前にある
「炙り餅」を 食べました。

「一和」さんと「かざりや」さんという
二つお店があるのですが、

元祖は1000年の歴史がある一文字和助(一和)です。
かざりやさんは 400年前にできたそうです。

今回は お餅以上に 存在感があり 
独特のオーラを漂わせる 一和の 名物大女将さんに 
お餅を 焼いていただき 沢山 食べました。

炙り餅は きなこがまぶしてある 小さなお餅を
備長炭で炙り、甘い白味噌ベースのタレが かけてあります。

子供には良いのですが
私には そのタレが甘すぎるのと 
タレ自体が 冷たいので お餅が冷めてしまうのが
もったいないので

特別 焦げ目を多くしてもらい
タレをかけないままでも 食べさせてもらいました。

私は もともと お餅が大好きなのですが
このお餅は その味以上に

ここに 佇んで このお餅を 食べる行為自体が 
趣があり 素敵なのです。

1000年以上の歴史があるお店で
ここに座って このお餅を 食べていると

「地方から 上洛し、
 ここで、このお餅を食べた 古(いにしえ)の人々は 
 どんなことを語り、何を思ってお餅を食べたんだろう…」

「土方や沖田も ここに座ったんだろうな…」

などなど 思いは 遠い昔を 駆けめぐります。

70を超えた大女将さんの
「こんなおばあさんでも、お顔をひっぱってもらいたいわ」と
おっしゃった 声と笑顔には 
本当に 深い含蓄が感じられました。

次は 醤油や 大根おろしを 本当に 持参して
こっそり これに 漬けて 食べてみたいな…