


こんにちは
写真は
私にとって 大切な場所、
皆さんにも お勧めの
祇園・白川の夜桜です。
芸能の神様・辰己神社の
すぐ近くです。
昼間より
夜のライトアップされた時間が素敵です。
白川のせせらぎ、
当たり前に行き来する 舞妓さんや 芸子さん
灯りをともした川沿の趣のある割烹や料亭。
全ての要素が
相乗して、桜を引き立てます。
20年くらい前から
かならず 4月の初めになると
私は ゆける夜は 毎晩
この桜を 観続けてきました。
結婚してからは、
料理屋で家族で食事をしながら 眺めることも
増えましたが、
基本的には 独りで この場所を訪れ、
桜を観ながら その時その時、その年その年、
そして その春その春
心で抱えていた いろいろなことを
この桜に語りかけ 告白し
答えを、桜からもらい、
そして 桜に誓いを立て
新たな年、新年度のスタートを
切ってきたのです。
京大で医者になりたての頃、
大学院で 動脈瘤の研究に明け暮れていた頃、
激しく 釣りを 行っていた頃、
そして 美容外科の扉を開こうと決意した昨年、
いつでも 白川の桜は
海と同じように
私を受け入れ 包み込み
私の 心を 聴いてくれました。
私を 癒し 励ましてくれました。
「今年は 行くの、難しいかな?」と
思っていましたが、
函館から帰った昨夜、
ちょうど良いタイミングで時間が取れ
やはり この場所を 訪れました。
今年も いろいろなことを
桜に 相談してみました。
しっかり 桜は 答えてくれました。
どんなに時が流れても
どんなに 自分の環境が変わっても
この季節 ここにこれば必ず
ずっと変わらない この桜に逢えること、
私にとっては とても大切なことなのです。
この場所に身を寄せれば
桜に 誓いを立てた
医者になったばかり、
医療を志したばかりの、
あの頃の 自分に逢えるのです。