モンタルバーノ警部 悲しきバイオリン
アンドレア・カミッレーリ



64ロクヨン のあと、警察もの何読もうかと考えて図書館で物色したのですが、ちょうど予約していた警察ものが。

これは、イタリア文学者の飯田亮介さんという方が新聞で紹介されていたシリーズ。
"シチリアの独特な風土はぜひ、『刑事モンタルバーノ〜シチリアの人情刑事〜』で味わって欲しい"
ということで翻訳されている2冊を予約、これの順が回ってきたところです。1999年の本なので、きっとこの記事でみなさん予約されてるのでしょう。

ある女性の殺人現場をふとした直感で見つけそれを捜査。その途中で捜査を取り上げられて…といっても最後解決するのはこのモンタルバーノ。
この話の中でのシチリアの特長といえば…まず車を当てる。簡単な追突が頻繁に起こる。これは村上春樹がエッセイで書いていたのと同じ。あれはシチリアではなかったけれど。
そして、食事。お手伝いさんが用意してくれたもの(トマトソースとタコのなんか)を見て、パスタを茹でる。その最中に電話がかかってきても、パスタが延びるからと線ごと抜く!とか、"新線そのもののメルルーサを2枚のローレルの葉っぱで煮込んだもの。それを塩胡椒、パンテレーリアのオリーブ油で好みの味に整え…"とか。

そして、事件の解決はモンタルバーノ警部が推理した話を犯人と思われる男にする。これが長い!2ページ以上ある文を語り、犯人は…

今回はあとで料理探そうとしたら見つからず…次は料理のところにメモして読んでみよ!
登場人物は、聞き慣れないななので覚えにくい。登場人物一覧を見つつ読んでました。